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第1回 まずは税金ってナニ?:パソコン好きが青色申告を体験してみると?(5/5 ページ)
【短期集中連載】税金というナゾ。会社勤めの人でも覚えておくと損はない基礎的な知識を、筆者が独立するにあたり実際にいろいろやってみて知った中からお伝えしていこう。
独立して分かる、「半分税金で持っていかれる」感覚
さて、こうした計算を行ってみると、所得税、住民税、事業税の合計は、
- 39万2500円+42万6500円+15万5000円=97万4千円
となり、その額を見てへこむのである。筆者には心配する必要はないが、もし課税所得が数千万円になると所得税は40%弱となり、住民税10%、事業税5%を足すと、「半分税金で持って行かれる」と言いたくなるであろう。ちなみにサラリーマンの場合も課税所得に対する所得税、住民税の計算方法は同じだ。
国民健康保険税
これも独立してから知ったことだが、国民健康保険も税なのである。住民税は住居地により税額が異なることはないが、国民健康保険はかなりの差がある。計算式も自治体により異なる。筆者の住む名古屋市の場合は、
- 医療分 4万3381円×被保険者数 + 住民税×1.07
- 介護分 1万1980×介護第2号被保険者数 + 住民税×0.24
2007年(平成19年)度の国民健康保険料
自治体によって固定資産税も算入項目に入っていたり、住民税ではなく所得から計算したりする場合もある。いずれにせよ、事業の売上や経費により国民健康保険料も上下する。
以上が税金の概要だ。詳細は専門の書籍やインターネットで調べていただければと思う。次回は皆さんも興味がある(!?)節税について考えてみたい。
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