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ノートPCをトラックボール仕様にする3分LifeHacking

タッチパッドに取って代わられ、すっかりその姿を見なくなったノートPCのトラックボールだが、今なおその使い勝手を愛してやまない人も多い。今回は手持ちのノートPCで使える外付けトラックボールを紹介しよう。

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 かつては多くのノートPCに装備されていたトラックボールだが、今ではほとんどが姿を消し、タッチパッドに取って代わられてしまった。トラックボールが姿を消したのは、ノートPCの薄型化という理由のほかに、機械部品を減らすことによる故障率の低減という目的もあったそうだが、そのポインティングデバイスとしての使い勝手の良さには今なおファンが多い。筆者もその1人である。

 今回紹介するGeniusの「Traveler 350」は、既存のノートPCに装着して利用する外付けトラックボールだ。要はUSB接続の小型トラックボールなのだが、吸盤を使ってノートPCに取り付けることで、旧来のトラックボールの心地よい使い勝手が、お手持ちのノートPCで味わえるという製品なのである。


製品パッケージ。英語版だが、複雑な製品ではないので利用に当たって特に迷うこともないだろう

製品本体。手のひらにすっぽり収まるコンパクトな形状。USBケーブルは巻き取り式

 機能としては、カーソル移動および左右クリックに加え、画面のスクロールにも対応。またWindows Vistaの[Windows]+[Tab]代わりになる「Flip 3D」ボタンや、メディアセンターに直接アクセスできるボタンも装備しており、一般的なトラックボールとして見た場合としても、かなりハイエンドな仕様となっている。

 ただし、ノートPCのパームレストの左右に取り付ける形になるため、中央にトラックボールが備えられていたかつてのノートPCと同一の操作感というわけではない。それでも、日ごろ使い慣れたノートPCをトラックボールで操作できるのは魅力的だ。マウスを操作するスペースがない場合などにもピッタリだと言えるだろう。


手前側面の黒い部分が左クリック、上面奥のホイール左右にある細長いボタンが右クリックの役割を果たす。左右対称形となるため、同じ機能をもつボタンが2つ搭載されているのも特徴

ノートPCをヒザの上で使う場合などでもスペースを取らずに使用できる。また裏面にはゴム足もついているので、机上に置いた状態で利用することもできる


ノートPCのパームレストの左側面、もしくは右側面に装着して使用する。ボールはかなり軽いため最初は戸惑うが、慣れれば快適に利用できる

パームレスト部への取り付け方法は吸盤のみで、表面がザラザラしている場合は自前で取付用シートを用意する必要がある。写真のThinkPadもそのままでは装着できず、両面テープでシートを張り、その上から吸盤で取り付けたもの

 ちなみに今回紹介したのは専門店による海外からの直輸入品だが、国内販売店(上海問屋)による取り扱いも開始になるとのこと。かつてのトラックボールの操作感を味わいたいというユーザーは、試してみるとよいだろう。

本日のレシピ
製品名 実売価格 購入店舗
Genius Traveler 350 3969円 ShopU

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