もしものときの無料リカバリツール10選:Lifehacker Top 10(2/2 ページ)
壊れたWindowsからプロダクトキーを抜き出したり、削除してしまったファイルを復活させたり――もしものときに役に立ち、しかもタダのツールを紹介する。
5:DasBoot(MacブートCDメーカー)
「DasBoot for Mac OS X」はDiskWarriorのようなブータブルCDを、携帯型の外部ドライブ(iPodでも可)にほかのユーティリティと一緒にインストールする。これで、実質的に書き込み可能なMac診断ディスクを持ち歩けるようになる。DasBootは広告付きフリーウェアで、DiskWarriorなどのユーティリティには別途お金がかかる。
DasBootをダウンロードする。
4:Ophcrack Live CD(Windowsパスワードクラッカー)
Windowsの管理者パスワードを忘れたら? 誰かから引き継いだ、パスワードが分からないPCを起動しないといけない場合は? 「Ophcrack」はWindows PCをブートして、さまざまなWindowsユーザーの15文字未満の英数字パスワードをクラックできる。OphcrackでアダムのWindowsパスワードをクラックする様子がスクリーンショットで見られる。
Ophcrack Live CDをダウンロードする。
3:Ultimate Boot CD(ブータブル診断CD、x386)
PCドライブをスキャンして修復するディスク診断ツールを提供する。高速なUSBメモリ版もある。
Ultimate Boot CDをダウンロードする。
2:Knoppix(ブータブルCD、x386)
CDからブートできるフル機能のLinuxデスクトップ。ほかの手段ではアクセスできないファイルを、PCのHDDからUSBメモリなど別のディスクにコピーできる。KnoppixブートCDでファイルを救助する方法はこちらを参照。
Knoppixをダウンロードする。
1:GParted LiveCD(パーティションマネージャ、x386)
「GParted LiveCD」は、有料ソフト「Partition Magic」に匹敵するほど優れたパーティションマネージャが入ったブータブルディスク。
GPartedはパーティションの読み込み、コピー、作成、拡大、移動が可能なオープンソースのLinuxパーティションマネージャ「GNU Parted」のグラフィカルユーザーインタフェース。
GParted LiveCDをダウンロードする。
無料システムリカバリツールの成功談や失敗談があったら、教えてほしい。
本稿筆者ジーナ・トラパーニは、Lifehacker上で毎週金曜にGeek to Liveコラム(RSS)を連載中。
関連記事
- インストール済みソフトウェアの一覧を書き出す
PCの引越しなどの際、インストール済みのソフトウェア一覧を書き出すのは非常に手間のかかる行為だ。こうした場合に役に立つ、ソフトウェア一覧を手軽にリスト化できるソフトを紹介しよう。 - 第5回 バックアップの取り方を考える
ビジネスパーソンがPCを活用していく中で、欠かせないのがデータのバックアップ。今回はアプリケーションの設定ファイルについてもバックアップする方法を考える。 - #094 データバックアップチェックシート
“習慣化”というと、生活や仕事への態度を変えていくものが多いですが、もっと気軽で、かつ効果が大きなものもあります。その1つがバックアップです。 - 第35回「PCセットアップ時に気を付けたいこと」
「そういえば、正月休みにお父さんのPCの世話をすると言っていたけど」「ようやく買い換える気になったみたいで、今度セットアップしに行くんです」
この記事は、Lifehackerの発行元である米Gawker Mediaの許可を得て、アイティメディア株式会社が翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。