書棚に立てられた、たくさんの本。端までスキ間なくビッシリと立てられていれば問題ないが、たいていの場合は書棚の端にスキ間ができてしまい、倒れないようにブックエンドなどで端を抑えてやる必要がある。もっとも、スキ間の幅というのは立てる本の冊数によって左右するため、ブックエンドだけではなかなか対応しづらい。
こうした場合にピッタリなのが、今回紹介する「ブックスペーサBook-X」だ。これはアルファベットのエックスの形をした書棚の補助具で、本を立てた時にできるスキ間に挟み込むことにより、本の転倒を防いでくれる製品だ。
特徴は、スキ間が広い場合には横長に、狭い場合には縦長に変形するので、スキ間の幅が変わってもフレキシブルに対応できること。例えば、今回紹介しているMサイズは42〜143ミリ(実測値)の範囲で可変するので、本の厚みにしておよそ3〜8冊分の調整が可能だ。接地部および書籍との接点にあたる箇所には滑り止めのビニールキャップが巻かれているため、本の荷重に押しつぶされることもない。
今回紹介したのはMサイズで、奥行きが13センチ強であることから、B6判、四六判などを入れる書棚に向いている。さらに大判の雑誌などであればLサイズ、新書や文庫、またCDなどであればSサイズが適している。書棚が乱雑になって困っている人には、是非おすすめしたい製品だ。
製品名 | 実売価格 | 販売元 |
---|---|---|
ブックスペーサBook-X シルバー/ブラック M | 3150円 | 快読ショップ Yomupara |
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