名刺サイズの「Bindex mini5」に外出時のメモ向け「チェイスタイプ」:仕事耕具
日本能率協会マネジメントセンターは、2009年版の手帳を発表した。名刺入れサイズのシステム手帳「Bindex mini5 チェイスタイプ」や、能率手帳としては初めての「月間ブロックタイプ」――などだ。
日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、名刺入れサイズのシステム手帳「Bindex mini5」シリーズに、「Bindex mini5 チェイスタイプ」を追加する。9月中旬に発売する予定で、価格は7350円。
メモを“狩る” 名刺サイズの「Bindex mini5 チェイスタイプ」
Bindex mini5 チェイスタイプは、ポケットに入るコンパクトサイズで、ペンホルダーも付いているミニ5穴タイプのバインダー。名刺の落下を防ぐベロ付き外マチ式名刺入れや定期入れも備えており、外出時などにメモを書くのに適している。
大きさは118×82×15ミリ(幅×奥行き×高さ)。リング径は8ミリ。素材には、柔らかい手触りの牛革を使用し、ベースカラーは黒。ステッチの色(ブルーとレッド)によって2種類用意しており、価格はいずれも7350円。
「チェイス」という名称は、英語の「Chase」(追跡、狩猟)に由来。さっとメモを取りたい時や突然の名刺交換の時など、「必要なタイミングを逃さず役に立つ」という意味を込めたという。
見開きのカレンダー、能率手帳初の「月間ブロックタイプ」
JMAMではまた、2009年版の能率手帳に見開きのカレンダー形式で見やすい「月間ブロックタイプ」を追加し、縦長サイズのビジネス手帳「能率手帳ウィックエクセレント」にリニューアルした。こちらも9月中旬に発売する。
月間ブロックタイプは、6段区切りのブロック型月間予定表を備えた手帳。能率手帳としては初めてのレイアウトだという。2008年11月から2009年3月までの予定を書き込めるほか、週ごとの予定を書き込める項目欄も用意した。大きさは、130×85ミリ(縦×横)の小型版と、144×95ミリの普及版の2種類。価格はいずれも966円。
リニューアルした能率手帳ウィックエクセレントでは、ウィークリータイプの「能率手帳ウィック7エクセレント」に、新色として赤を追加。また「能率手帳ウィック1エクセレント」とウィック7エクセレントの表紙に、イタリアンデザインの高級合成皮革を採用した。また、ペンホルダーやカードポケット、メモページなども追加したという。ウィック1、ウィック7ともにサイズは182×90ミリ、価格は2415円。
能率手帳ゴールドの名入れサービス、オンラインでも
このほか、JMAMの通販サイト「JMAM eショップ」で、本革表紙の「能率手帳ゴールド」にネームを入れるサービスを開始した。能率手帳ゴールドの普及版と小型版が対象で、ネーム刻印料金込みの価格はいずれも4725円。複数設定している申し込み期間の締め切りから2週間程度で商品を発送する。第1弾の発送は10月下旬。
ネーム入れサービスは一部文具店のみで注文できたが、今回新たにオンラインでの受け付けを始めた。明朝体のアルファベット大文字とピリオドを13文字まで刻印できる。通販サイトで刻印したい文字を入力すると、ネームの入ったオリジナル能率手帳のイメージを原寸大で表示。完成イメージを確認できるようになっている。
能率手帳ゴールドは、小口などの三方金に24金を利用しているビジネス手帳。サイズは普及版が144×95ミリで、小型版が130×85ミリとなっている。
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