日立、帳票印刷向けA3モノクロレーザー 音と光の通知機能もオプションで:仕事耕具
日立製作所は、A4用紙を毎分50枚印刷できるA3モノクロレーザープリンタの最上位モデル「Prinfina LASER BX3550」を追加。このほか、下位モデルの「BX3540」と「BX3530」も発売する。
日立製作所は、モノクロレーザープリンタ「Prinfina(プリンフィナ)LASER BX」シリーズに、A4用紙を毎分50枚印刷できるA3プリンタの最上位モデル「Prinfina LASER BX3550」を追加した。Windows Vista/XP/2000のほか、Windows Server 2003で利用できる。価格は47万3550円。10月30日に発売する。
BX3550は、シリーズ最速となるモノクロプリンタ。従来A4毎分45枚の印刷速度が、同50枚へと向上した。また、耐久性も最大320万ページと高いという。解像度は最大2400×600dpi相当。自動両面印刷機能も備え、インタフェースにはUSB 2.0やEthernetポート(10BASE-T/100BASE-TX)も搭載している。
給紙トレイは、用紙を2列に配置することで最大2000枚までセットできる標準トレイのほか、最大1200枚までセットできる増設トレイも用意。トレイを組み合わせることで、最大4400枚までセットできるようになった。排紙枚数は最大3500枚まで蓄積できる。
本体サイズは約670×約677×約641ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約73キロ。オプションで、プリンタの動作状況を音と光で通知するオペレータコールライトも搭載可能だ。紙詰まりやトナー切れなど、エラーは赤点灯、トナー交換予告は赤点滅、印刷中は緑点灯という3パターンで見分けることができる。日立製作所によれば、「オフィスに設置可能な(同社の)プリンタとしては初めてだ」という。
日立ではこのほか、A4毎分35枚の「Prinfina LASER BX3540」(13万7550円)と、同28枚の「Prinfina LASER BX3530」(9万7440円)も同時に発売する。
いずれも自動両面印刷機能やネットワーク機能を搭載。本体サイズと重さは、BX3540が約478×約445×約396ミリ、約23.9キロ、BX3530が約478×約437×約334ミリ、約20.2キロ。
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