キヤノン、ADF搭載/自動両面対応のインクジェット複合機「PIXUS MX860」:仕事耕具
キヤノンは、インクジェットプリンタ「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、両面ADF(自動紙送り装置)を搭載したSOHO向けインクジェット複合機「PIXUS MX860」を発売する。
キヤノンは、インクジェットプリンタ「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、両面ADF(自動紙送り装置)を搭載したSOHO向けインクジェット複合機「PIXUS MX860」を4月上旬に発売する。オープン価格で、実勢価格は3万5000円の見込み。
PIXUS MX860は、プリンタ/コピー/スキャナ/ファクス機能を搭載したカラーインクジェット複合機。最大35枚までの両面原稿の連続読み取りが可能なADFを搭載しており、自動両面印刷機能も備えた。印刷速度はモノクロで毎分8.4枚、カラーで毎分5.6枚。上面から用紙を差し込む通常の給紙トレイと、前面から給紙を行う普通紙専用の給紙カセットを搭載し、最大で150枚を給紙できる。
PIXUS独自のプリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」により、9600×2400dpiの解像度に対応。「最小1ピコリットルの極小インク滴や5色インクシステムなどにより、高品位で高画質なプリントが行える」(キヤノン)という。
無線LAN機能やファクス送信時の誤送信を防ぐセキュリティ機能なども搭載。撮影された写真画像に対して顔検出とシーン解析を行い、自動的に適切な補正/加工を行う「自動写真補正」機能も備えた。
インタフェースとしてIEEE 802.11b/g、Hi-Speed USB、Bluetooth v2.0(オプション)などを備え、100BASE-TX/10BASE-Tによるネットワーク接続にも対応。サイズは491×437×226ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約11.8キロ。
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