Webページに付せん貼り付け、コメントを共有できる「Cubic-MEMO」
ジオ・キュービックの「Cubic-MEMO(キュービックメモ)」は、Webサイト制作者向けのWeb付せん共有サービス。Webページに貼り付けた付せんにコメントを書き込み、メンバーと共有できる。
ジオ・キュービックは4月1日、Web制作現場での共同作業などに利用できるWeb付せん共有サービス「Cubic-MEMO(キュービックメモ)」を発売した。価格は5ユーザーアカウント/3カ月間で3万1500円から。別途初期費用が必要だが、5月末までは初期費用が無料になるキャンペーンを行う。対応ブラウザは、Windows環境ではInternet Explorer 6/7/8(編集部で動作確認)、Firefox 2/3、Google Chrome 1.0で、Mac環境ではFirefox 2、Safari 3.2。
Cubic-MEMOは、Webページに付せんを貼り付けて、グループ内で共有できるWeb制作者向けのASPサービス。付せんにはテキスト入力のほか、キーワードによるラベル付けや付せんごとの共有設定、「チェック」「修正」などのフラグ設定などが行える。
貼られた付せんはウィンドウ内の位置情報を持っており、共有メンバーは付せん作成者が意図した位置で表示を確認できる。また、別画面で付せんの一覧表示も可能なため、コメントの見落としを防げる。各付せんデータをCSV形式でエクスポートする機能も搭載した。
利用者は、付せんを貼り付けたいWebページに専用のHTMLタグを埋め込み、管理ページからログインする。すると、付せんの閲覧や作成、編集が行えるようになる。ログインしていない人はタグを埋め込んだWebページを閲覧しても付せんが表示されず、通常のWebページのように見える仕組みで、「公開中のWebページにも利用できる」(ジオ・キュービック)。
ジオ・キュービックは、「これまでのWebサイト制作時には、修正指示やチェックリストの制作、更新情報の連絡などは(メールなど)Webサイトと別の方法で行われていた。Cubic-MEMOによって、それらの作業が1つのWebサイト上で完結するようになる」としている。
関連記事
- ファイルを共有、付せんでコメント――ブラウザで“付せん”を共有できる「lino」に新版
インフォテリア・オンラインは、Webブラウザで使えるオンライン付せんサービス「lino(リノ)」の新バージョン「lino '09」を公開した。付せんにファイルを添付できる機能や、テキスト全文検索機能などを新たに搭載した。 - “付せんを共有”しませんか――ブラウザ上にはり付ける「lino」
インフォテリア・オンラインは、Webブラウザ上で動作するオンライン付せんサービス「lino(リノ)」のβ版を公開した。Ajaxで開発した付せんサービスで、ブラウザ上で“付せん”を作成し、はったり、剥がしたり、動かしたりできる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.