iPhone OS 3.0はぐにょーん写真の夢を見るか:3分LifeHacking
日本時間6月18日2:10ぐらいに配信されたiPhone OS 3.0。カメラ機能も向上すると言われているが、従来のぐにょーん写真は撮影できるのであろうか。さっそく試してみた。
日本時間6月18日2:10ぐらいに配信されたiPhone OS 3.0は、さまざまな機能が搭載されるメジャーアップデートということで、注目を集めていた。もちろん筆者も注目していたし、配信開始後すぐにダウンロードをしたのは言うまでもない。
世間一般ではコピー&ペーストができるようになったというところに注目が集まっているようだったが、筆者が一番関心を持っていた部分は違う。そう、ぐにょーん写真が撮れるかどうかなのだ。
というのも、iPhone OS 3.0になるとカメラ機能がパワーアップするからである。ぐにょーん写真は、言うなればiPhoneのカメラの性能が“悪い”せいで撮れる写真だ。写真を撮った際にCMOSに書き込むのが、一気に書き込まれるのではなくスキャナのように上から順番に書き込まれる。そこで、その書き込まれる最中にカメラを回転させてあげると、書き込まれる景色が回転し、ぐにょーんとした写真が撮れるというわけだ。
カメラの性能が上がったら、ぐにょーん写真が撮れなくなっちゃうかもしれない……。というわけで、早速アップデート後にぐにょーん写真を撮るべく街に出てあれこれ試してみた。なお、本来ぐにょーん写真は快晴の直射日光下で撮ると一番きれいに撮れるのだが、本日6月18日の東京は曇り空だったので、このような明るさの写真になっている事をご了承いただきたい。
いかがだろうか。iPhone OS 3.0でもぐにょーん写真は撮れる。この辺は全国数万人(推定)のぐにょーん写真ファンも安心していただきたい。ただし、心なしか従来のバージョンとタイミングが異なるような気がした。これは明るさの問題のせいかもしれないが、いつものタイミングなら撮り終えたと思って確認しようとiPhoneを動かしたら地面が写っていたりしたのだ。シャッター音とのタイミングで言うと、若干遅めに回し始めるとうまくいくと思う。
ひとつ気になったのが、同じような明るさなのに暗く撮れてしまったこと。以前は撮れなかったというか明らかに失敗で暗い写真なのだ。こういう写真が出てくる条件がまださっぱり分からないが、どうやったらこういう失敗写真になるのかも今後あれこれ試してみたい。
いずれにせよ、iPhone OS 3.0でも相変わらずぐにょーん写真が撮れた。さらに、パワーアップした(と言われる)カメラでほかにも面白い写真が撮れないか、あれこれ研究してみるつもりだ。もちろんiPhone 3G Sでもぐにょーん写真が撮れるかにはチャレンジする。今しばらくお待ちしてほしい。
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