クラウド、バズ、ロングテール……実は意味が分かってません:gooランキング
普段は何となく話を合わせているけれど、実は意味を知らないビジネス用語の数々。特に横文字のIT系ビジネス用語に弱くて……という人も多いのでは?
CSFにBPR、CRMやBSIなど、単語の頭文字をとった略語も多いビジネス用語は、知らない人には秘密の暗号に聞こえてしまうかも。「意味を知らないビジネス用語ランキング」では、1位はCSF(Critical Success Factors)、4位にBPR(Business Process Reengineering)など、アルファベットの略語が上位にきていました。多くの人が略語の用語を苦手としているようです。
CSFやCRM、CSRなど“C”で始まる3文字の用語や、BPR、BSI、B2Cなど“B”で始まる3文字の用語などは、紛らわしいことこの上なし。CSRは最近一般用語としての認知度も高まってきた言葉で、企業の社会的責任を意味し、日本でも多くの企業がCSR活動を行っています。例えば、チョコレートを販売している会社のCSRを見てみると、森永製菓では、日本の子どもへの感謝のために無人島探検ツアーや工場見学を行っています。明治製菓が行っているのは、環境に配慮したパッケージ作りなどの環境を考えた活動。ロッテは、国際交流や教育の分野でもCSR活動を行っています。消費者や株主へのアピールにもなるCSR活動は、会社にとっての位置づけも重みを増しているようですね。その他クラウドソーシング、バズマーケティング、ロングテールなどインターネット系のビジネスでよく使われる言葉も上位にランクインしました。
ビジネス環境の変化に伴って、使われるビジネス用語も増えていきます。知らない言葉ばかりで話の内容が全く分からなかった……というようなことにならないよう、新しい言葉には敏感でいるよう心がけましょう。
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