「資料はお手元のiPadで」―― コクヨとインフォテリア、iPad連係HDテレビ会議システム
コクヨS&Tは、テレビ会議システムとiPadを組み合わせた経営会議向けサービスの提供を12月1日に開始。フルハイビジョン対応の画面で多人数のテレビ会議をしながら、iPadで資料の共有や閲覧ができる。価格は600万円から。
コクヨS&Tは、テレビ会議システムとiPadを組み合わせた経営会議向けサービスの提供を12月1日に開始する。価格はディスプレイやカメラ、専用サーバを導入し2拠点をつなぐ場合、600万円から。
フルハイビジョン対応テレビ会議システム「meetimaXVDコミュニケーションシステム」と、動画やPDF、Excel、PowerPointなどをiPadで特定の利用者に配信するインフォテリアの企業向けコンテンツサービス「Handbook HDグループ版」を組み合わせ、企業の経営会議向けサービスとして販売する。「遠隔地をつなぎ、高画質で映像を配信したり多くの資料を配付したりする必要がある経営会議向けサービス」という位置付けだ。(コクヨ)
フルハイビジョン対応の画面を通じて多人数がテレビ会議をしながら、iPadで資料の共有や閲覧ができる。iPadで配布した資料は拡大や縮小が容易にでき、数字などの細かい部分も閲覧しやすい。
Handbookのサーバに保存したファイルを更新すると、iPadにコンテンツを背信する仕組み。資料を差し替えたり、Handbookにアクセスして過去の資料を閲覧したりすることも可能だ。各資料のアクセス履歴やダウンロード許可の設定もでき、情報漏えいなども防げる。
2社の提携に伴い、コクヨS&TはmeetimaXVDコミュニケーションシステムを検討する企業に、Handbookの併用を提案する。インフォテリアはHandbookのライセンスサーバの導入と運用を手掛ける。「Androidなど多機能情報端末を活用したサービスの開発も進める予定」(コクヨS&T)としている。
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