パートナーや子どもを持つかどうか決める:30代にしておきたい17のこと(5/5 ページ)
一般的に、パートナーや子どもを持つ人は、20代、30代にそれを経験している。結婚して子どもを持つのか、それとも、シングルでも幸せな人生を送るのか。将来、パートナーや家族が欲しいと思う人は、積極的にパートナー探しをする必要がありそうだ。
ハッピーシングルという生き方もある
人生には、パートナーや家族を持たない選択もあります。
それを積極的に選ぶのか、なんとなく1人になってしまったのかで、人生の楽しみ方が違ってきます。
私のまわりには、ハッピーなシングルライフを送っている人が何人もいます。彼らの特徴は、積極的にその生活を選んでいることです。
パートナーシップに関する調査で、「世の中でいちばん幸せな人」は、パートナーがいて、ラブラブな関係を築けている人だそうです。
では、2番めに幸せな人はどんな人でしょうか?
それは、「シングルの人」だそうです。
3番めに幸せな人はパートナーといつも喧嘩して、ちょっとイライラしている人。人生でいちばん不幸な人は、パートナーとギスギスの関係になって、訴訟したり、殴り合ったり、憎しみ合ったりしている人なのだそうです。
そうだとすれば、ハイリスクハイリターンなパートナーシップ、家族の道に入るかどうかは、現実的に考えましょう。
自分は向いていないと思ったら、幸せなシングルの道を選んだほうがいいのです。パートナーシップや家族でギスギスの関係になってしまうよりは、はるかに人生は安定して幸せだと思います。
必ずしも、1人でいることが「不幸」につながるものではないのです。
結婚して得られる喜びもある代わりに、結婚して得る「苦労」や「不幸」もあります。それだったら、1人のほうがハッピーだともいえるでしょう。
子どもとの暮らしはかけがえのないものですが、ほぼ100%の確率でイライラさせられることが多くなるし、病気やけがをするのではないかという心配も一生ついてまわるでしょう。
だから、パートナーシップで成功できる数%に入る自信がなければ、シングルで生きる選択もありだということを覚えておいてください。
パートナーや子どもを必ずしも持つ必要はありません。それは本人の生き方の問題です。職種やその地域の文化によっては、結婚しないうちは半人前と見られることもありますが、いまは、あらゆる価値観が多様化している時代です。
シングルで生きるにしても、パートナーや子どもを持つにしても、自分でその生き方を選んで決めましょう。
それをいつでも選べる──違うなと思ったら、その生き方を変えられる。そんな余裕を持ってほしいと思います。
(次回は「自分の内に潜むダークサイドを癒す」について)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 連載バックナンバー
「自分には可能性がある」という20代、では30代は?
20代は「自分の可能性を信じられる時代」だ。「こんなことができるはず」といったイメージがあって、それに向かって進んでいけた人も多かっただろう。では、30代はどんな時代なのだろうか。
「結婚資金」ってナニ?――男女で意識の差
独身の人は「結婚資金」についてどのように考えているのだろうか。20〜40代の男女に聞いた。リクルート ブライダル総研調べ。
結婚する運命を感じる確率――男性は5.7人に1人、女性は5.2人に1人
結婚相手や婚約相手に結婚する運命を感じた人はどのくらいいるのだろうか。既婚または婚約中の男女に聞いたところ、「結婚する運命を感じた」という男性は64%、女性は59%。プラチナ・ギルド・インターナショナル調べ。
独身男女に聞く、プロポーズの場所はどこがいい?
プロポーズは自分から? それとも相手からがいいですか? 結婚を考えている独身男女に聞いたところ「プロポーズしたい」男性は93%、「プロポーズされたい」女性は98%だった。オーネット調べ。
結婚費用の増加に祝儀は追い付かず――結婚トレンド調査2012
リクルート マーケティング パートナーズの「結婚トレンド調査2012」によると、挙式や披露宴・披露パーティの総額は2年前より18万1000円増えて平均348万8000円となったことが分かった。しかし、ご祝儀は結婚費用ほど増えていないようだ。
婚期が遠のきそうなひとり行動といえば
婚活に効きそうなパワースポットはどこだと思いますか? 20〜40代の独身男女に聞いたところ「出雲大社(島根県)」と答えた人が最も多かった。アイブリッジ調べ。