独身の人は「結婚資金」についてどのように考えているのだろうか。20〜40代の男女に聞いたところ「2人の住居や家具など新生活を準備するための資金」(77.6%)と答えた人が最も多いことが、リクルート ブライダル総研の調査で分かった。次いで「結婚式のための資金」(65.3%)、「2人が当面暮らしていくための資金」(64.0%)と続いた。
男女別でみると「結婚後、妻を養うための資金」と答えた男性は23.9%に対し、女性は7.6%。「女性が思っている以上に、男性は『結婚生活=妻を養う』という責任を感じているようだ」(リクルート ブライダル総研)。また男性で「結婚後、妻を養うための資金」と答えた人を分析したところ「男は女を守るもの」「男は女をリードするもの」「男は強くあるべきだと思う」と考えている人が目立った。
結婚資金を用意するのは「2人で」
結婚資金は誰が用意するものなのだろうか。この質問に対し「結婚する2人で用意する」(78.2%)と答えた人がトップ。次いで「主として男性が用意する」(17.9%)、「主として男性の家が用意する」(2.1%)と続いた。
「結婚する2人で用意する」と答えた人を男女別でみると、男性が71.3%に対し女性は87.3%。「主として男性が用意するもの」と答えた人は男性が24.0%、女性は9.8%と男性のほうが自身が結婚資金を用意するものだという認識が強い。「今はカップル2人で結婚資金を用意する時代。男性は結婚資金がなくてはいけない、というプレッシャーから開放されてもいいのかもしれない」(リクルート ブライダル総研)
インターネットによる調査で、20〜40代の独身男女3096人が回答した。調査期間は3月27日から29日まで。
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