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モバイル環境が快適になるケーブル自動巻取リール「Recoil Winder」:3分LifeHacking
「Recoil Winder」は、手持ちのケーブルを自動巻き取り式に変身できるアイテムだ。手動で巻き取る手間を省け、モバイルなどで重宝するだろう。
モバイル機器の普及に伴い、イヤフォンやUSBケーブルなど、余ったケーブルを巻き取るためのリール型のアクセサリを見かける機会はここ数年で増えた。もっとも、それらケーブルリールのほとんどは手動での巻き取り式で、実際に使ってみると巻き取りに手間が掛かることも多く、いつしか使わなくなってしまうこともしばしばだ。
今回紹介する「Recoil Winder」は、引っ張るとキュルキュルと巻き取られる自動巻き取り機構を内蔵したコードリールだ。手持ちの任意のケーブルをセットすれば、自動巻取りタイプのケーブルに変身できるスグレモノである。
もともとKickstarterでの出資募集を経て製品化にこぎつけた経緯があり、家電量販店などのルートではあまり流通しておらず、現在はAmazonなど一部のネットショップで入手できる。画像左は収納ラックがついた3サイズのコンボセット。S、M、Lの3サイズがある。画像右はLサイズ
任意のケーブルをセットするには、ケーブルを半分に折りたたんだ先端を本製品のリール部にあるフックに引っ掛け、そのままの状態で軽く引っ張る。自動的に巻き取られるので、ちょうどよい長さのところで軽く引っ張って止めるとよい。製品はケーブルの系と長さに合わせてS、M、Lの3サイズを用意している。
リール部にフックがある。ここにケーブルを半分に折ってひっかけ、軽く引っ張ると巻き取られる(画像左)、径にもよるが、対応するケーブルの長さは1メートル前後が適切なようで、1.5メートルだと多少余る場合もある(画像右)
巻き取りギミックがある分、実売1000円前後とやや高価だが、手持ちのケーブルを自動巻き取りタイプに仕立て上げられるメリットは捨てがたい。バッグの中でケーブルが乱雑になるのを防ぎ、また作業環境をスムーズに片付けることができるグッズとして、モバイラーにおすすめの一品だ。
巻き取り完了(画像左)。巻き取る力はかなり強いが、電源ケーブルのようにもともとの反発力が強いケーブルだと若干手間取ることもある。一方でイヤフォンケーブルでは勢いが強すぎて断線しないか怖く感じることも。SサイズはイヤフォンケーブルやLightningなど細めのケーブル、MサイズはUSBケーブル、Lサイズは太めのUSBケーブルや電源ケーブルがちょうどフィットする(画像右)
製品名 | 実勢価格 | 発売元 |
---|---|---|
Recoil Winder | 1050円(1個) | Recoil Winders |
4260円(3個+収納ラック付属)
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