内田洋行がオフィスレイアウトの新提案、「つながることで、強くなる」:UCHIDA FAIR 2014
内田洋行は11月12〜14日にオフィス家具やICTツールの新製品展示会「UCHIDA FAIR 2014 in 東京」を開催する。107の新アイテムやICTツールを組み合わせて「つながることで、強くなる」をテーマに、各種展示を展開する。
内田洋行は11月12〜14日にオフィス家具やICTツールの新製品展示会「UCHIDA FAIR 2014 in 東京」を開催する。「つながることで、強くなる」をテーマに、実際に働くシーンをイメージした展示を用意している。
11月11日に行った記者説明会で取締役執行役員オフィス事業本部長の朝倉仁志氏は、ここ数年のオフィス環境の変化を挙げながら「家具もICTも従来通りでは満足してもらえなくなった。これまではITなどツールありきで考えられていたが、本当の主役は使う側のオフィスワーカー。われわれも日々実感しているが、これからは効率化をもたらすソリューションありきでオフィスのレイアウトを考えてはいけない」とコメント。
現在のオフィス環境の中でも会議室を例に挙げ、「昔はクライアントと打ち合わせを行う際、自社の執務室が見えてしまうようなちょっとした空きスペースで行うことも多かった。それが今ではしっかりと区切られた会議室で商談が行われている。確かにPCとGoogleがあればさまざまな情報が瞬時に分かる。でもどこかでリアルが欠けているのは事実。人がつながっている風景が見える中で話すことのほうが真実の情報が引き出せるのではないだろうか。展示会では、その点を意識したレイアウト設計を目指した」と展示会のテーマ背景を語った。
新製品の選定基準については、使いやすさはもちろん、利用者が気持よく利用できるよう、UI(ユーザーインタフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)といったデザイン面も重要視したという。
以下、展示物の一部を紹介する。
企業のあらゆる情報を見える化するサイネージ
社内のファイルサーバに加え、Webサイトや公式Facebookアカウント、Twitterカウントなど自社が持つあらゆるデジタルコンテンツを1つの画面上に表示する「エナジーウォール」。11月21日に発売予定で、価格は300万円〜。
「新たにコンテンツを作り込む必要がないため、従来のデジタルサイネージ運用上の課題であったコンテンツ更新に掛かる運用不可を圧倒的に削減できる」(内田洋行担当者)
世界シェアNo.1の電子ボード取り扱い開始
カナダのSMART Technologie社が開発した世界シェアNo.1の電子ボード「SMART Board」の国内取り扱いを正式に開始した。専用ペンを使った直感的な操作と遠隔地でのリアルタイム共有ができるのが特徴で、Officeソフトや各種CADソフトと連携して使用できる。OCR機能によって手書き文字をテキストデータ化する機能なども備える。価格は150万円〜。
107アイテムを追加した2014年オフィス家具新製品
オフィス家具製品は、107の新アイテムを追加した。先日スチールケースが発表したスマートフォンやタブレットを使う現代人向けに最適なオフィスチェア「Gesture」もラインアップに加わった。以下展示会で実際に見られるシーンごとに写真で紹介する。
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