ニュース
クラウドソーシング、“仲人”立てて頼みやすく――パソナテックの「Job-Hub」
Web上のやりとりで仕事を頼むのは不安――。こんなクラウドソーシングの課題を解決するサービスを「Job-Hub」が提供する。
「面識のない人に仕事を頼むのは不安」「仕事の頼み方が分からない」「誰が最適なのか分からない」――。パソナテックの運営する「Job-Hub」が、こんなクラウドソーシングの課題を解決するサービスを開始した。発注者とワーカーの間に“仲人”を立てることで、発注者の不安を解消する。
クラウドソーシングは、仕事を頼みたい人と仕事を求めている人をインターネット上でマッチングするサービス。業務に必要なスキルを持つ人を手軽に探せることから利用者が増えているが、Webを通じたやりとりに不安を覚える発注者も多く、低単価の簡単な業務の発注にとどめるケースも多いという。
Job-Hubはこうした発注者の課題を解決すべく、発注者と応募者の間を取り持つ「お仕事仲人」(おしごとなこうど)を用意。発注者からの問い合わせにコーディネーターが電話やメールで対応することで、最適なワーカー探しを支援する。
2月3日から、発注の仕方やワーカーの選び方を相談できる「仲人ダイヤル」を提供。2月17日からは、候補者のピックアップや選定支援を依頼できる「仲人依頼ボタン」を用意する。また、2月26日には発注者とワーカーが実際に対面で商談できるイベントを開催する予定だ。
スタートキャンペーン期間中の3月末までは、全件が仲人サービスの対象となり、無料でサービスを利用できる。
関連記事
- 顔を見ないで仕事をする――増加する「クラウドソーシング」サイト
不特定多数のワーカーに対して業務を委託する形態を表す「クラウドソーシング」が、Webを中心に盛り上がっているのだ。実体験から、クラウドソーシングの中でもWeb上で展開しているサービスに焦点を当てて、その実態を紹介したい。 - 2013年度のクラウドソーシング市場規模は246億円の見込み
矢野経済研究所が、国内のビジネスプロセスアウトソーシング市場およびクラウドソーシング市場に関する調査結果をまとめた。東日本大震災以降、人々の働き方に起こった変化が数字にも表れている。 - 「田舎×フリーランス」としての働き方――自分の実力を試すために独立
「学生団体へのススメ」という個人メディアを運営する山口拓也さんは、大学卒業後、フリーランスとなりクラウドソーシングを活用した新しい働き方を実践している。働く場所にとらわれない「フリーランスの働き方ができる会社」を作ることが理想だと話す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.