レビュー
2014年からは青色申告もクラウドで!? 「マネーフォワード 確定申告」を使ってみた(2/3 ページ)
脱サラしてフリーランスライターとなって1年。何も考えずに市場シェアトップの確定申告ソフトを使っていたが、次々と登場しているクラウド会計ソフトの使い勝手はどうなのだろう?
レシートを取り込むスマホアプリ「マネーフォワードforBiz」を試す
日々の会計処理の中で、スマホでサッと済ませたい作業といえば、消耗品の購入や支払った経費の領収書をもらったときに発生する現金出納関連の処理だろう。この作業を支援するスマホアプリ「マネーフォワードforBiz」を試してみよう。
このアプリでレシートを撮影すると、まず、認識した文字列や数値が表示される。マネーフォワード 確定申告・青色申告への取り込みは、明細レベルで登録する「品目名から取り込む」方法と、合計金額を登録する「店舗名から取り込む」方法が選択できる。
さっそく手元にあったレシートを撮影してみた。店舗名でまとめて合計金額を登録する方法は、実務で使えるレベルの精度で取り込まれている。一方、明細レベルのほうはもうちょっとブラッシュアップが必要かもしれない。登録した後にアプリ内で明細の編集が可能なので、どうしても細かな記録が必要であれば修正すればいいだろう。
アプリから入力したレシート/領収書情報は、アプリ内で提示された勘定科目候補とともに、連携口座の入出金として登録される。再度、ここで摘要などを入力することで実際の仕訳として登録できる。
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