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スキャナーの第3勢力「オーバーヘッド型」3機種を徹底比較――設置スペース編:Biz.Hacks(4/5 ページ)
オーバーヘッド型スキャナ3機種を徹底比較する短期連載。今回は各製品の特徴をざっと紹介しつつ、各製品が必要とする設置スペースを比較する。
未使用時の設置面積を比較する
未使用時の設置面積が最小限で済むことはオーバーヘッド型スキャナの利点だ。今回の3機種を比較すると、台座がT字型の「デスクショット」がもっとも設置面積が狭い。ケーブルが背面に飛び出るため見た目よりも背後にスペースが必要だが、未使用時にディスプレイなどの後ろに隠しておくのなら、もっとも存在を意識せずに済むだろう。
「SnapLite」は奥行きをそれなりに取るが、そもそもライトであるため片付ける必要がなく、常にデスク上に出しておいても違和感がない。ライト部分はスイングせず固定なので、向きを変えたい場合は台座ごと動かす必要がある点は注意したい。
「ScanSnap SV600」はこれら2機種に比べると場所は取るが、ケーブルコネクタがL字型のため背後のスペースも最小限で済み、奥行きも実測値ベースで「デスクショット」とほぼ変わらない。
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