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スキャナーの第3勢力「オーバーヘッド型」3機種を徹底比較――スキャン手順編:Biz.Hacks(2/2 ページ)
キングジムの「デスクショット」、PFUの「SnapLite」「ScanSnap SV600」を徹底比較する短期連載。今回はセットアップとスキャンの手順について比較する。
データの保存
「デスクショット」は撮影完了後、カラーモードと明るさ・コントラスト、台形補正、トリミング、90度単位の回転を行うための画面が表示されたのち、設定画面で指定したフォルダにデータが保存される。保存形式はPDFとJPGのほか、PNGも指定できる。解像度は固定となっており変更はできない。
「SnapLite」は、90度単位での回転、台形補正およびトリミングを行うための画面が表示されたのち、カメラロールに保存される。保存形式はJPGのみ。こちらも解像度の調整はできない。
「ScanSnap SV600」は、トリミング、台形補正、90度単位での回転を行うための画面が表示されたのち、指定した場所にデータが保存される。このほか、見開きの本を取り込む場合は指先を消すポイントレタッチなどの補正機能も利用できる。保存形式はPDFとJPG。解像度(カラーで最大600dpi)およびJPGの圧縮率を任意に指定できる。
次回は、実際に原稿をスキャンして得られたデータの画質を徹底比較する。
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