連載
ケーススタディ:イベントの段取りを決める:たった15分で話がまとまる図解思考の会議(2/3 ページ)
プロダクトリーダーとしてイベント出展に関するタスクの割り振りをします。あなたは、どのようにホワイトボードにまとめていきますか?
3:タスクが出そろったら、担当者を追加する
3つのブロックに対して、思い付くタスクを入れていきます。直接書き入れても、記入した付せんを貼ってもいいでしょう。出揃ったら、タスクに対して誰が担当するかを記入します。
4:とりあえずの完成
これでタスクと担当者の割り当て、イベント前・当日・イベント後の大まかな流れをまとめることができました。しかし、お互いに関連したタスクも多く、協調して進める必要があるため、もう少し詳細なスケジュールを作ります。
5:縦にタスク、横にカレンダーのマトリクスを描く
ガントチャートを描きます。ガントチャートは縦軸にやるべきタスクと担当者、横軸にタイムラインを設定して実際に作業を行う期間を横棒グラフで示すものです。イベントまで期間が迫っているため、横軸のタイムラインはせめて1週間単位くらいの細かさは欲しいところです。
6:重要期日(マイルストーン)を記入する
マイルストーンはイベント当日だけでなく、それまでの間で絶対に外せない重要な期日を入れるものです。取締役会への承認、関係者キックオフ、事後報告会社など必要なものがあれば入れておきます。
7:各タスクの開始と終了を入れる
タスクごとに必要と思われる日数などを議論しながら、開始から終了までの期間を表す棒グラフを入れていきます。このとき、一定期間中に同じ担当者のタスクが膨らみすぎると思ったら、タスクを簡略化したり、担当の割り振りなど見直したりする必要もあります。
関連記事
- ガントチャート、進捗、連絡、リソース、Todo管理までできる――プロジェクト管理ツール「Brabio!」がスゴイ!
複雑で大規模で期限が厳しい重要なプロジェクトを遂行するために、外せないWebサービスがあります。ガントチャート・進捗・連絡・リソース・タスク管理までできる「Brabio!」、さっそく見ていきましょう。 - “1人プロジェクトマネジメント”に取り組んでみよう
チームで働く場合の仕事管理術である「プロジェクトマネジメント」。実は、プロジェクトのリーダーではなくとも“マネジメント”できるのです。自分自身の仕事管理をチーム全体に広げてみませんか。 - ケーススタディ:社内の衝突を解決する
最近、営業部と開発部の間がギクシャクしています。営業担当者が受注してきた案件が後から導入不可能なものだと発覚したり、無理なスケジュールで導入時に不具合を起こしたり…… - ダメ会議をやる会社のココがダメ!
企業の競争力の差はどこに一番出るのでしょうか? それは「会議」です。ダメ会議を即刻とりやめ、劇的に生産性の高まる新しいミーティング技術を身に付けてみませんか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.