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面倒な社内Wi-Fi環境の構築、「ケーブル挿すだけ」で簡単に――情シスいらずの「ギガらくWi-Fi」
Wi-Fi環境を構築したいと思っても、情シスがおらずアクセスポイント装置の設置やSSIDの設定、管理・運用するのはハードルが高い。そう感じている中小企業向けに、NTT東日本が装置の設定と導入から運用までのサポートをセットにし、なおかつ割安な料金で利用できる「ギガらくWi-Fi」サービスの提供を開始する。
NTT東日本は、中堅中小企業を対象としたWi-Fi接続の導入から運用までを一括提供する「ギガらくWi-Fi」を12月1日に開始する。設定作業がクラウド側で完了しているため、利用ユーザーは受け取った無線アクセスポイント(AP)を社内LANに接続するだけでWi-Fi環境を導入できる。
IEEE802.11acに対応し、最大速度1.3GbpsのWi-Fi環境を構築する。1台の無線APに同時接続できる端末は30〜50台。モバイル端末のMACアドレスによる認証も行う。また、組織や部門別、来訪者用などに最大15のSSIDを設定でき、アクセス可能なユーザーを管理できる。利用料金は、ベーシックプランが月額2980円、ハイエンドプランが同4480円(各税抜)。最低利用期間は24カ月間となっている。
中堅中小企業にとって、専業のIT管理者が不在もしくは兼任でスキルが不十分という課題は大きい。接続品質やセキュリティ確保が求められる執務室内のWi-Fi接続の導入から構築、ヘルプデスク代行、故障時のトラブルサポートまでをNTT東日本がクラウド経由で提供する。
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