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「これやってもらえませんか」:困ったときの“モノの言い方”(2/2 ページ)
依頼や相談を持ちかけるとき、相手に気を遣ってあいまいな依頼をしてしまい、結果として二度手間になる場合もあります。とくに目上の人を動かしたいときには、敬語表現に注意しつつ、相手を持ち上げながら依頼を持ちかける「言い訳」が必要です。
迷惑なお願いは「否定形」がいい?
相手にメリットがなく、自分側にだけメリットがあるような依頼は難しいもの。相手にとっては面倒なだけの仕事を頼まなければならないシーンでは、どのような表現でお願いすると、相手が気持ちよく動いてくれるでしょうか。
学生の頃には「お〜〜ください」という敬語表現を使うと習ったと思います。しかしそれではあまりにもストレートすぎて、実際のビジネスシーンでは使いづらいでしょう。
△: 明日弊社にお越しください。
○: 弊社にお越しいただけましたら幸いです。
△の例のフレーズは間違いではありませんが、命令口調なので、言いにくい場面もあると思います。
そんなときは“相手が断りやすい”ようなフレーズを使います。ここはまず、「●●していただけましたら幸いです」という表現を覚えましょう。仮定として言うことで、押しつけない印象になり、相手も断りやすいからです。
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