オフィスで目につきやすい「シール汚れ」の落とし方:フニワラさんの庶務の知恵袋
書類整理で「ラベリング」をしているとき、不要になったラベルシールをキレイにはがすのは一苦労です。今回は、シールや粘着物の汚れを簡単に落とせる方法を紹介します。
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本記事は企業実務のコンテンツ「フニワラさんの庶務の知恵袋」から一部抜粋・編集して掲載しています。
書類整理で「ラベリング」をしているとき、不要になったラベルシールをキレイにはがすのは骨が折れます。シール以外にもガムテープ、クラフトテープ、両面テープなどのはがし跡(残ったのり成分による汚れ)がオフィス周りには多いものです。
ガラス、大理石、ステンレスなど
表面がつるつるしていて、かつ硬度の高いガラスや石、金属などの素材に付いたシールや粘着物の場合には、有機溶剤系の専用「シールはがし液」を直接塗り込んでのり成分を溶かしてゆるめ、スクレイパー(ヘラ状の道具)などでかき取るのが手っ取り早い方法といえます。
ただし、つるつるした面でも着色・塗装がなされている場合には、色のはげや変色、脱色のおそれもあります。
急ぎでなければ、ただの水で湿らせてラップフィルムなどで1日程度湿布し、ゆっくりとのり成分をゆるめる方法があります。のりをゆるめた後、ヘラなどで掻き取り、さらに残った部分はタワシやスポンジなどでこすり落とします。
プラスティック(樹脂)
素材が樹脂系のとき、有機溶剤は使えません。多少、水で濡らしても大丈夫な素材であれば水で湿らせ、ふやかしてゆるめます。
また、「酢(クエン酸水)」は水よりものりの成分をゆるめやすいので、水でなかなかゆるまないときは試すとよいでしょう。
紙(厚紙)などの水に弱い素材
水や溶剤を使えない紙などの素材に付着したシールののりをゆるめるには、温める方法が無難です。
ドライヤーで1回当たり10秒ほど、短時間ずつシールを温め、ようすを見ながらはがしましょう。はがした跡にのりの成分のベタつきが残ったときは、丸めた新しいセロハンテープか、小さくちぎったガムテープの粘着部を使って取り去ります。
それから「使用済み切手」をきれいにはがしたいときは電子レンジが活躍します。耐熱容器に切手を貼った紙(封筒の一部)と、切手が浸る程度の水を入れ、10〜30秒「チン」するだけ。そのまま10秒ほど置けば、切手がつるっとはがれます。
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