アイ・ピー・レボルーション,高速無線アクセスサービスを計画中ソフトバンク・グループの第1種通信事業者であるアイ・ピー・レボルーションが26GHz帯の無線局予備免許を取得。さらに,60GHzミリ波帯のサービスも計画中だ。
アイ・ピー・レボルーション(IPR)は7月18日,26GHz帯の無線局予備免許を13日付けで取得したと発表した。26GHz帯の無線技術を使えば,最大30Mbpsのインターネット接続サービスが可能になる。同社では,基地局の整備や検証作業を進め,2002年度中に東京・大阪・名古屋の3大都市圏でサービスを展開する予定だ。 さらに同社は,60GHzミリ波帯についても,無線機器ベンチャーの米Harmonixと提携し,共同で機器の開発やビジネスモデルの構築を進めていることを明らかにしている。 ミリ波とは,周波数が30G〜300GHz,波長が10〜0.1ミリメートルになる電波の総称。波長が短く,比較的小さなアンテナで運用できるほか,帯域が広いため,高速通信が可能になるという特徴を持つ。60GHz帯は,1992年に免許不要の実験用周波数帯として開放され,超高速ATM-LANシステム(156/622Mbps)などの研究が進められている。ただし,大気中での伝送損失が大きいため,サービスはエリアを狭く限定したものになりそうだ。 関連記事 関連リンク [芹澤隆徳,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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