米Centillium、高速化&長距離化を実現する「eXtremeDSL」米Centillium Communicationsは5月22日、ADSLの新技術「eXtremeDSL」を日本市場に向けて投入すると発表した。下り10Mbps超のADSLサービスが可能になるほか、ISDN並みの伝送距離を実現するという
米Centillium Communicationsは5月22日、ADSLの新技術「eXtremeDSL」を日本市場に向けて投入すると発表した。これにより、下り10Mbps超のADSLサービスが可能になるほか、ISDN並みの伝送距離を実現するという。 eXtremeDSLは、G.dmtの標準規格に準拠した機能群の総称。今回投入されるのは、長距離化を可能にする「eXtremeReach」、および高速化を図る「eXtremeRate」の2つ。eXtremeRateでは、NTT局から1.6キロ以内であれば最大10Mbps、2.3キロまでなら8Mbps、4.1キロ以下で1.5Mbpsのスピードを実現できるという。
また、eXtremeReachは、従来なら5.5キロ程度と言われているADSLの伝送限界を7キロまで拡大する。来日した米Centilliumのマーケティング担当副社長、Dori Braum氏は、「eXtremeReachは、これまでのサービスエリアを50%拡大する。キャリアは、従来と同規模の設備でより多くの加入者にサービスを提供できるだろう」と話している。 eXtremeDSL技術を盛り込んだADSL機器は、2002年第3四半期にも市場投入される見通し。同社のADSLチップを採用しているイー・アクセスやNTT東西地域会社などのADSLサービスに適用される可能性が高い。 関連記事 ![]() ![]() 関連リンク ![]() [芹澤隆徳, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. ![]() モバイルショップ
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