ニュース 2002年5月24日 04:19 AM 更新

アッカ、「C.xに問題なし」

アッカ・ネットワークスは、C.xが他ユーザーの上り速度に影響を与える可能性を指摘されている件で、最新の検証結果をもとに「問題はない」と反論した

 アッカ・ネットワークスは、同社が採用を検討している高速化技術「C.x」が、他ユーザーの上り速度に影響を与える可能性を指摘されている件で、「最新の検証結果から、問題はないと判断された」(同社の池田佳和副社長)ことを明らかにした。

 C.xは、ノイズ源の影響を受けやすい高い部分の周波数を避け、上り方向に使われている周波数帯に下りを「オーバーラップ」することで伝送速度を向上させる技術(4月15日の記事を参照)。アッカによると、NTT収容局からの距離を問わず、500Kbps程度のスピードアップが期待できるという。

 しかし、NTT収容局に近づくにしたがって減衰するはずの上り信号が強力な下り信号に変わるため、同じユニットに収容されている他ユーザーの上り信号に影響を与える可能性が指摘されている。米Centillium Communicationが行った検証では、上り方向の速度が約15%低下するという結果が出た(5月22日の記事を参照)。

 これに対して、アッカ側は「Centilliumの検証結果は誤った数値が出たもの。これは、同社自身が後から認めている」と話す。5月15日に行われた電信電話技術委員会(TTC)のサブワーキンググループ会合では、「住友電気工業、NEC、そして米Globespanが検証結果を提出し、“問題なし”と判断された。それぞれの検証結果は一致していた」(池田氏)という。

 最終的な判断は、TTCの標準化を待たなければならない。とはいえ、C.xにゴーサインが出れば、その恩恵を受けるユーザーも多いと予想されるだけに、今後の動向には注目が集まりそうだ。

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関連リンク
▼ 社団法人電信電話技術委員会
▼ アッカ・ネットワークス

[芹澤隆徳, ITmedia]

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