ニュース 2002年7月3日 03:45 PM 更新

スリムになったAWA無線機、屋外利用も視野に

松下電器産業は、「NetWorld+Interop 2002 Tokyo」の展示会場で第2世代のAWA無線基地局とPCカード型端末を参考展示した

 松下電器産業は、「NetWorld+Interop 2002 Tokyo」の展示会場で第2世代のAWA無線基地局とPCカード型端末を参考展示した。AWAは、5GHz帯を使い、最大36Mbpsの伝送速度を実現する無線仕様。欧州規格のHiSwan Aと互換性があり、NTT東日本が「Biportable」の名称で試験サービスを行ったことでも知られている。


屋外ユニットは、100MbpsのFTTHに対応するメディアコンバーターを内蔵。電波の伝達距離は半径200メートル

 展示されていたのは、PCカード型端末、屋内用基地局、そして光ファイバーを直収できる屋外用基地局など。5GHz帯は今秋にも開放されると見込みだが、これに合わせてFWAの用途にAWAを利用するのが目的だ。

 AWAは、IEEE 802.11aよりも最大伝送速度では劣るものの、標準的にQoSの機能を持っている点がメリット。VoDやVoIPアプリケーションを利用する際に有利だという。


ようやく実用的な薄さになったPCカード型端末

 特筆すべきは、PCカード型端末の薄さだ。Biportable実験で利用した第1世代の端末は、お世辞にも薄いとは言えず、またACアダプタを使って外部から電源を供給しなければならない仕様だった。しかし今回は、PCカード本体と同程度の薄さで、かつ外部電源も必要ない。

 5GHz帯は、移動衛星システムなどが使用している周波数であり、現在は屋外での利用は許可されていない。しかし、今秋にも屋外利用が可能になる見込みで、松下はタイミングを合わせる形でサンプル出荷を行い、開放後に本格展開する。既にNTT東日本は準ミリ波を使った無線タイプBフレッツを発表しているが、「AWAは、ユーザーごとのQoS機能に加え、コスト面でもメリットが大きい」としてプッシュしていく方針だ。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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