NEC、松下、日本テレコム、KDDIの4社、ブロードバンドサービスで企画会社新しいブロードバンドサービスを検討する企画会社「ブロードバンドサービス企画」が設立された。メガコンソーシアムと連携しながら、コンテンツ流通のプラットフォーム構築を目指す
NEC、松下、日本テレコム、KDDIの4社は、新しいブロードバンドサービスを検討する企画会社「ブロードバンドサービス企画」を7月29日付けで設立した。新会社の設立は、4月の提携発表時に表明していたもの。44社が名を連ねるメガコンソーシアムを含め、4社の構想が具体性を帯びてきた。 新会社は8月5日より営業を開始。ブロードバンドサービスのビジネスモデルやシステム面の検討を進め、年度内の事業化を目指すという。具体的な検討項目には、ブロードバンドコンテンツの制作、流通、権利処理および決済・認証代行などが含まれており、ISP主導のコンテンツ流通プラットフォームを網築しようとする意図がうかがえる。また、コミュニケーションサービス、マーケティングサービスなど、多岐にわたる新規サービスの検討も行う計画だ。 資本金は1億円。NECが31%、そのほかの3社が23%を出資した。社長には、サイバーウィングの前社長として知られる、NECBIGLOBEサービス事業本部の吉場修一氏が就任する予定だ。
ブロードバンドサービス企画は、4社が中心となって6月に発足した「メガコンソーシアム」とも密接な関係がある。メガコンソーシアムは、ISPのほか、コンテンツホルダーや回線事業者なども名を連ねる、いわば業者間の調停役。 ここで議論された新しいサービスの実用化を検討し、実験などを行うのがブロードバンドサービス企画の役割だ。NECによると、「年内にはコンテンツサービスの実証実験を行う計画」という。 関連記事 ISP連合「メガコンソーシアム」、7月に企画会社設立 新たに27社参加 BIGLOBEなど4社が提携――“ISP連合”の結集軸に BIGLOBEの語る「未来のISP」と5社連合構想 関連リンク ブロードバンドサービス企画準備サイト ブロードバンドサービス企画(8月12日より) [芹澤隆徳, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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