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2003/05/06 20:02:00 更新 |
松下、ホームネットワークステーションを正式発表
松下電器産業は、無線ルータ「ホームネットワークステーション」を発表した。7月に発売する「無線LANアダプター」と組み合わせれば、「デジタルT」やDIGAの「ブロードバンドアダプタ」をワイヤレス接続できる
松下電器産業は5月6日、IEEE 802.11b準拠の無線ルータ「ホームネットワークステーション」(BB-HG2000)を発表した。機能は通常の無線ルータと変わらないが、DIGAの「ブロードバンドアダプタ」(DY-NET2)や「デジタルT」(タウ)をワイヤレス接続するための自動設定機能を備えている。
背面には10/100BASE-TX対応の4ポートスイッチングハブを搭載。もちろんPCでも接続できる
BB-HG2000の特徴は、非PCユーザーの利用も想定して設定を容易にしたこと。インターネット接続には、Webブラウザから回線を選び、ガイダンスに従って必要な項目だけを入力していく「かんたん設定機能」を利用する。
ウィザード形式の「かんたん設定機」。プルダウンメニューから回線を選択すると、その回線に必要な設定項目だけが表示される
また、無線LANのセキュリティ設定を自動化する「無線自動設定機能」も用意された。無線自動設定機能は、デジタルTやブロードバンドレシーバーを「無線LANアダプター」(BB-HGA310)と組み合わせて使用する際、セキュリティを含む各種設定を自動化するもの。親機(ホームネットワークステーション)には、予めユニークなWEPキーとSSIDが設定されており、設置時に子機(BB-HGA310)を有線接続すると、設定が自動的にダウンロードされる仕組みだ。このとき、PCを使う必要はない(インターネット接続時には必要)。
BB-HGA310の発売は5月15日。価格はオープンプライスだが、店頭では3万円前後で販売される見込みだ。そのほかの仕様は下記の通り。
無線LANアダプター「BB-HGA310」(Tナビの発表会で撮影)は7月の発売予定。価格はやはりオープンだが、店頭では1万5000円前後で販売される見込み
製品名 | ホームネットワークステーション |
WAN側ポート | 10/100BASE-TX |
LAN側ポート | 10/100BASE-TX×4ポート |
アドレス変換方式 | IPマスカレード、静的IPマスカレード、静的NAT |
PPPoEマルチセッション | 最大同時接続2セッション対応 |
無線LAN | IEEE 802.11b準拠(64/128bit WEP対応) |
本体サイズ | 約260(幅)×150(奥行き)×42(高さ)mm |
重量 | 約430g |
電源 | ACアダプタ |
価格 | オープン(3万円前後) |
対応製品 | Windows 98以降のPC、TH-32D30T、TH36D30T、DY-NET2、BB-HGA310 |
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[芹澤隆徳,ITmedia]