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第2回 | 第3回 | 第4回 | |
常時接続利用者 | 76.2% | 84.4% | 87% |
光ファイバー | 2.9% | 4.7% | 7.4% |
ADSL | 59.7% | 66.2% | 67.9% |
CATV | 21% | 18.4% | 17.1% |
フレッツISDN | 14.2% | 8.9% | 5.9% |
しかし、シェアの伸び率でみるとADSLは鈍化傾向にあり(66.2%から67.9%へ)、代わりに牽引役となっているのがFTTHという図式だ。CATVはむしろシェアを減らしている。また、現在利用している回線と切り替え意向をクロス集計してみると、ADSL利用者の半数以上となる51.4%が、光ファイバーやより高速なADSLなどへの切り替えを考えていることがわかったという。
一方、ブロードバンド回線へ移行したいというナローバンドユーザーは減少傾向にあるようだ。第2回調査から第3回調査にかけては、「既に切り替えを申し込み・予約済み」など具体的に切り替えを検討している人が51.1%から54.1%へと増加していたが、今回は47.7%と減少。さらに、前回までは10%台だった「切り替えを考えていない」という人が13.1%にまで増えた。全体を通してみると、ADSLユーザーを中心に“より高速な回線”を求める層と、“ナローバンドでも十分”など現状に満足している層の二極化傾向にあることがうかがえる。
なお、FTTH利用者が「導入前に使っていた接続回線の種類」を尋ねたところ、ADSLが32%と最も多く、それにISDNの28.7%、アナログ電話回線の22.9%が続いた。実に51.6%ものユーザーが、ナローバンド環境からいきなり光ファイバーへ移行したことがわかる。
第2回調査から始めたIP電話の認知度調査では、前回の81.3%から86.2%に上昇し、利用経験も前回の21.5%から24.9%へと着実に増加している。さらに、現在IP電話を常用している人(4517人)のうち、41.2%が電話としては「IP電話だけを使っている」と回答しており、「従来電話からIP電話への代替を示唆している」。
ただ、利用しているIP電話はヤフーBBの「BBフォン」が、78.2%と大多数を占めており、実際には固定電話とIP電話を併用していることが予想される。「発信はIP電話だけという人、あるいは着信に固定電話を使っていることを知らない人など、いくつかのパターンはあるだろう。回答は自発的な選択によるもの」(同社)。
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