リビング+:ニュース |
2003/11/19 23:25:00 更新 |
バッファロー、IEEE 802.11a/b/g同時接続できる無線ルータ
バッファローは11月19日、無線ルータのハイエンドモデル「WHR2-A54G54」を発表した。IEEE 802.11a/b/gの無線LANを同時に利用できるほか、「A.O.S.S」にも対応予定。
バッファロー(旧社名:メルコ)は11月19日、同社の無線ルータとしてはハイエンドに位置する「WHR2-A54G54」を発表した。増加するワイヤレス機器に対応するため、IEEE 802.11a/b/gの無線LANを同時に利用できるのが特徴だ。もちろん、先日発表された同社の「A.O.S.S」技術にも対応する予定。
写真はカードセットモデルの「WHR2-A54G54/P」(3万4800円)
有線部の実効スループットは96.5Mbps(FTP測定)。PPPoE接続時では94.1Mbpsと「業界最速」(同社)を謳う。また、無線LAN部も独自の「フレームバースト」に対応し、11a/11gともに2割程度の増速が見込めるという。
セキュリティは、無線LANのWPA(AES/TKIP/IEEE 802.1x対応)のほか、Any接続拒否、電波の出力を制限する「電波出力制限機能」などをサポート。ルータ部もSPI(ステートフル・パケット・インスペクション)対応のパケットフィルタリングや不正アクセスの検知&ブロック機能を備えた。このほか、UPnP、最大5セッションのPPPoEマルチセッション、IP Unnunbered、DMZなど、最近のルータが備えている機能を網羅している。
また、設定作業はウィザード形式の設定支援ツール「AirNavigator」や、動画で導入手順を紹介する「簡単導入ムービー」でサポート。無線LANのセキュリティをワンタッチで自動設定できるA.O.S.Sにも、ファームウェアアップデートにより対応する予定だ。
出荷開始は11月下旬の予定。価格は、無線ルータ単体モデルが2万7800円、IEEE 802.11a/g準拠の無線LANカードが1枚付属するセットモデル「WHR2-A54G54/P」が3万4800円となっている。
関連記事
バッファロー、“ワンタッチの無線LAN”でネット家電に参入
メルコ、IEEE 802.11gをさらに高速化する新ファームウェア
関連リンク
製品情報
バッファロー
[ITmedia]