ニュース
エプソン、レンジファインダー式デジカメに新モデル「R-D1xG」
エプソンがレンジファインダー式デジタルカメラ「R-D1s」の後継機種、「R-D1xG」を発売。SDHCカードに対応したほか、グリップも同梱される。
セイコーエプソンは2月27日、レンジファインダー式デジタルカメラ「R-D1xG」を4月9日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は29万円前後。
2006年3月に発売された「R-D1s」の後継となるモデル。撮影時の安定感を高める着脱式のグリップを同梱したほか、背面液晶を2型から2.5型(23万画素)へと大型化、最大32GバイトのSDHCカードへも対応した。ただし、液晶画面は大型化に伴ってフリーアングル機構が省かれた。
ボディ形状や実像距離計式の等倍率ファインダー、APS-C/有効610万画素CCDなど主な仕様はR-D1sを踏襲する。レンズマウントはEMマウントで、ライカMマウントレンズのほか、コシナ製変換アダプタを使うことで、ライカLマウント(ネジ式)のレンズも利用できる。サイズは142(幅)×88.5(高さ)×39.5(奥行き)ミリ、重さは約570グラム(ボディのみ)。
関連記事
- レンジファインダー式デジカメ「R-D1s」に数量限定レンズキットモデル
セイコーエプソンが、レンジファインダーデジタルカメラ「R-D1s」に、コシナ製28mmレンズをセットにしたレンズキットモデル「R-D1sL」を発表。実売29万円前後。 - エプソン、こだわりに磨きをかけたレンジファインダー機「R-D1s」
セイコーエプソンが、“レンジファインダー式デジカメ”の新製品「R-D1s」を発表。マイナーチェンジながらもユーザーの要望にこたえる改善や新機能追加など“こだわりのカメラ”に磨きをかけた。 - エプソン“レンジファインダー”デジカメ、30万円弱で今夏登場
セイコーエプソンが、PMAで参考出展した“世界初のレンジファインダー式デジカメ”「R-D1」を正式発表。コシナと共同開発したBESSAベースのボディは、ライカM/Lマウント対応によって往年の銘玉を利用可能。実売30万円弱で今夏にも発売される予定だ。 - 「R-D1」に盛り込まれた“レンジファインダーの魅力”
世界初“レンジファインダーデジカメ”「R-D1」。その魅力は、フルデジタル化が進む近年のデジカメの世界にアンチテーゼを投げかけるような、徹底した“アナログへのコダワリ”だ。 - レビュー:徹底したアナログ志向のデジタル――EPSON「R-D1」
EPSONが7月30日より発売する「R-D1」。初のレンズ交換型レンジファインダーデジカメとして幅広く名が知られるようになったが、このカメラのポイントはなんと言っても「撮っていて楽しい」カメラであるということ。触っているだけで、純粋に楽しいカメラなのだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.