レビュー
写真で見るα380/α330:フォトレビュー(1/2 ページ)
スペック競争ではなく、“3つの気づき”により、よりエントリー機らしさを手に入れたソニーのデジタル一眼レフ「α380/α330」を写真でチェック。
ソニーから発表されたデジタル一眼レフカメラ「α380」(DSLR-A380) 「α330」(DSLR-A330)」は名前から連想される通り、α350/300の後継と位置づけられるモデルだ。既存モデルと比較すると、撮像素子の有効画素数や可動式液晶をはじめとした主なスペックと装備に変更はないが、“3つの気づき”により、「容易な操作性」「軽さ」「購入しやすい価格設定」という既存モデルの特徴をさらにブラッシュアップした製品となっている。
既存モデル「α350/300」に比べると、ボディの小型軽量化も進められ(α350とα380の比較では、130×98.5×74.7ミリ/約582グラムから128×97×71.4ミリ/約490グラムへと小型軽量化された)、可動式液晶の可動域も上方130度/下方40度から上方135度/下方45度へと広くなっている。
α380/α330のスペックはこちらとこちらを参照してほしいが、スペック的には撮像素子の画素数(α380は有効1420万画素、α330は1020万画素)以外はほぼ同等。セットされるレンズも同一なので、より高画素なモデルが欲しいならばα380を、ノーブルブラウンのボディが欲しい、あるいは、もう少し価格的にお手ごろなモデルが欲しいならばα330という選び方になるだろう。
ここからはα380を写真中心で紹介する。
特徴的なバリアングル液晶は上方135度/下方45度に動かすことができる。液晶の明るさについてはα350/300に比べ、明るさの最大値が33%向上しているほか、自動明るさ調整機能も備えており、屋外でも優れた視認性を得ることができる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.