ポップな春色、選べる2スタイル 三洋電機からXacti新モデル
三洋電機からデジタルビデオカメラ“Xacti”の新製品が登場。柔らかな色調のカラーバリエーションを3色、ボディデザインも2タイプを用意した。
三洋電機は4月8日、デジタルビデオカメラ“Xacti”の新製品として、「DMX-CG100」「DMX-GH1」を4月16日より販売開始すると発表した。価格はいずれもオープン。撮像素子をはじめとした仕様の多くは両製品同一だが、DMX-CG100はXactiならではのグリップタイプ、DMX-GH1はより一般的な横長タイプと外見が大きく異なる。
撮像素子はいずれも1/2.33型 1440万画素CMOSセンサーで、最大16メガ(4640×3480ピクセル)の静止画撮影とフルHD(1920×1080ピクセル/16Mbps)の動画撮影が行える。レンズは光学5倍ズームレンズを搭載しており、静止画撮影時の焦点距離は38〜190ミリ、画素の取り込み領域を変化させる「アドバンスドズーム」を組み合わせられる動画撮影時の焦点距離は40〜240ミリ(アドバンスドズームTモード)/80〜480ミリ(アドバンスドズームWモード)だ(いずれも35ミリ換算時)。
動画の保存コーデックはMPEG-4 AVC/H.264(生成されるファイルの拡張子は.MP4)で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCの各メモリーカードに対応する(SDXCについては64Gバイトまで)。無線LAN内蔵SDメモリーカード「Eye-Fi」にも対応しており、自動転送のON/OFFや電源/アクセスポイント管理が本体側から行える。そのほか顔検出/追尾機能や手ブレ補正機能、リバース連写機能なども備える。
サイズはグリップタイプのDMX-CG100が85.7(幅)×110.3(高さ)×37.4(奥行き)ミリ、横長タイプのDMX-GH1が38.5(幅)×55(高さ)×109.6(奥行き)ミリ。DMX-GH1には本体上部にも動画/静止画ボタンが設けられており、ペットや子どもなどのローアングル撮影にも適している。
関連記事
- AVCHDネイティブ編集の実力は?:ただ、AVCHDをサクッと編集したいだけなんだ――「EDIUS Neo 2 Booster」を試す
春はビデオカメラが活躍する季節だが、現在主流のAVCHD形式はなにかと編集しにくく困ることが多い。今回はAVCHDが“軽い”とウワサの編集ソフトを検証する。 - 麻倉怜士のデジタル閻魔帳:春のビデオカメラ総括
すでにビデオカメラのフルHD化は完了し、各社製品が次のアピールポイントを模索する時期に入って久しい。春モデルはファミリー向けを主としており大胆な新提案は見られないが、麻倉氏の目には今シーズンならではの傾向が映るという。 - フルHDビデオカメラ新時代(6):超薄型ボディの低価格フルHD機 Xacti「DMX-CS1」
三洋電機の“Xacti”DMX-CS1は最薄部20ミリのスリムボディにフルHD動画撮影機能を搭載した、超スリムカメラ。シリーズに共通する独自の存在感は唯一無二といえる。 - フルHDビデオカメラ新時代(1):いま、普及価格帯の「ビデオカメラ」を選ぶ理由
映像はビデオカメラで撮るもの――デジカメやデジタル一眼の動画対応によってこの認識は古いものとなった。しかし、10万円ほどの普及価格帯のビデオカメラを選ぶ理由は確かに存在する。 - トップクラスの小型ボディに35ミリ広角と30倍ズーム、Xacti「DMX-SH11」
三洋電機がデジタルビデオカメラ“Xacti”の新製品として「DMX-SH11」を発売。35ミリからの広角レンズに30倍ズーム機能を備えた。 - フルHD動画&1400万画素静止画撮影対応、Xacti「DMX-CG110」
三洋電機から、グリップスタイルのボディに1440万画素CMOSセンサーを搭載し、フルHD動画と14メガの静止画撮影が行えるXacti「DMX-CG11」が登場。 - 三洋、世界最薄のフルHDビデオカメラ“Xacti”「DMX-CS1」
最薄部20ミリの「世界最小・最軽量・最薄」フルHDビデオカメラ“Xacti”「DMX-CS1」を三洋電機が発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.