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春のわたらせ渓谷鐵道 その2――家族も満足の撮影プランを考える:ふぉとテツ 第4回(3/3 ページ)
さて、カメラを持ってわたらせ渓谷鐵道へ乗り込みます。家族旅行と(真の目的である)自分の撮影旅行を両立させるアレコレを考えてみました。
草木川トンネルでは天井ライトアップという仕掛けも。空いている下り! このときは通路ど真ん中に立って車内を撮って、記念に残しておきましょう(もちろん込んでる時はダメですよ!)。ただし暗いので、コンパクトデジカメだときついかなぁ。そういう時は、手ぶれを防止するためにも机の上に置いてタイマー撮影で撮る、というのも手です
結果を見ると、やっぱり逆光気味だったりして今ひとつな感じもしますが……。そこも含めて“記念”です。いいじゃありませんか。
こんな感じで「ああ。ディーゼル臭いけど、トロッコは風を感じて、いいなあ。」なんて思っていたら、あっという間に終点です。
どうでしょうか。お気に入りの写真は撮れましたか? 「やっぱり……ダメだ」と思ったら、もう一度行きましょう(笑)。繰り返し訪ねてみると、また違った視点で楽しめるはずです。
お互い、がんばりましょ。
著者プロフィール
作倉瑞歩(さくらみずほ)。40半ばに到達してしまったおやじテツ。ペンネームはその名前の通り、「さくら」と「みずほ」が廃止になったときにATOKの変換候補とともに考え出したもの。鉄道を撮影する人が増えたことはいいこと。でも危険なことはやっちゃダメ。立入禁止の場所に入らない。ガードレールまたいだりして、危ないところでは撮影しない。運転手さんが運転できなくなるのでフラッシュは使わない。譲り合って撮影などなど。基本的なことは守りましょう。おやじはルールにうるさいのだ。あとできれば、車でなく、鉄道に乗って撮影に行きませんか? そのままだとあなたの好きな列車が、なくなってしまいます。
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