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シグマは6月11日、デジタル一眼レフカメラ「SD15」の発売日を6月25日と発表した。ボディならびにボディに「18-50 mm F2.8-4.5 DC OS HSM」を組み合わせたスターティングキットが用意され、価格はいずれもオープン。実売想定価格はボディのみが12万5000円前後、スターティングキットが14万円前後。
SD15は既存「SD14」などと同様、光の3原色であるRGBを3層構造でまとめて取り込むというユニークな構造を持つ撮像素子「FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサー」を搭載、新型の画像処理エンジン「TRUE II」を組み合わせることで画質や利便性、処理速度などを向上させた。
FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサーは1406万画素(2652×1768×3層)の画素数をもち、センサーのとらえた光は画像処理エンジン「TRUE II」にて処理される。処理速度の向上と大容量バッファメモリにより、RAW撮影時にも最大21コマの連続撮影と、最高3コマ/秒の高速連写を可能とした。
背面には3型(46万画素)の液晶を搭載し、操作インタフェースもSDシリーズを踏襲しながら、ワンボタンでホワイトバランスや画像サイズといったなどの設定を液晶に表示させるクイックセットボタンなどによって操作性も向上させた。メディアはSDメモリーカード(SDHC対応)で、サイズは144(幅)×107.3(高さ)×80.5(奥行き)ミリ、680グラム(本体のみ)。
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