小型軽量マイクロフォーサーズ「DMC-GF1」がお買い得:デジタルカメラ総合販売ランキング(2010年9月27日〜10月3日)(1/2 ページ)
小型軽量のマイクロフォーサーズ機「DMC-GF1」がお買い得の状況。交換レンズとあわせて購入し、紅葉を撮りに行くのも楽しそうだ。
GfK Japan調べによる、デジタルカメラの販売ランキングをまとめた。上位5機種は前回と変わらず、新顔も前回11位だったパナソニック「DMC-GF1」(パンケーキレンズキット)の10位ランクインと動きに乏しい状況となっている。
DMC-GF1は昨年秋に「世界最小最軽量のデジタル一眼」をうたって登場したモデル(レビュー:パンケーキが似合う薄型マイクロフォーサーズ――パナソニック「DMC-GF1」)。レンズ交換式デジタルカメラながら、119(幅)×71(高さ)×36.3(奥行き)ミリ、約285グラム(いずれも本体のみ)の小型軽量ボディを実現しているのが特徴だ。
ミラーボックスを廃することで小型ボディを実現したレンズ交換式デジタルカメラとしてはこのDMC-GF1のほか、オリンパスの「E-PL1」(レビュー:よりライトに、よりスマートに――「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」)、ソニーの「NEX-5」(レビュー:ミラーレスα、ソニー「NEX」を丸裸にする(前編))などを挙げられる。
今秋にはこのジャンルに新製品が登場しなかったためか、特に昨年秋発売のDMC-GF1とE-PL1は価格がこなれてきている。Amazon.co.jpで調べると、DMC-GF1(パンケーキレンズキット)は4万1380円(Amazon.co.jpで価格を調べる)、E-PL1(レンズキット)は5万8319円(Amazon.co.jpで価格を調べる)となっており、ミラーレス小型一眼という同ジャンルに属するNEX-5(6万8000円、広角レンズキット)よりもお買い得感が高い(いずれも価格は10月12日午前調べ)。
NEX-5は優れたカメラだが、新マウントを採用したために対応レンズが少ないのが玉にきず。マウントアダプターを使えば話は違うが、現時点では16ミリ単焦点(E 16mm F2.8)と標準ズーム(E 18-55mm F3.5-5.6 OSS)、望遠ズーム(E 18-200mm F3.5-6.3 OSS)の3本しかバリエーションが存在しない。その点、マイクロフォーサーズ規格では広角ズームから標準ズーム、望遠ズーム、マクロ、単焦点と20本以上のバリエーションが用意されている(マイクロフォーサーズ レンズ紹介)。
レンズ交換はカメラの楽しみ方の1つ。DMC-GF1など価格のこなれたマイクロフォーサーズ規格のボディを購入し、レンズバリエーションを充実させてこれから本番を迎える紅葉を撮影するというのも楽しそうだ。
デジタル一眼販売ランキング TOP10
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