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AマウントレンズでAF可能、ソニー「NEX」の新ファーム提供開始
ソニーはデジタルカメラ「NEX」シリーズ用の新ファームウェアを14日より提供する。マウントアダプター「LA-EA1」利用時のAF駆動、背面ソフトキーのカスタマイズなどが行えるようになる。
ソニーはデジタルカメラ「NEX」シリーズ用の新ファームウェアを10月14日13時より提供開始する。マウントアダプター「LA-EA1」利用時のAマウントレンズAF駆動、背面ソフトキーのカスタマイズ機能、動画撮影時の絞り調整などが行えるようになる。
Aマウントレンズについては、LA-EA1のファームウェアアップデートも同時に必要となるが、すべてのSSM/SAM搭載レンズにてAFが利用可能となる。ただし、コントラストAFを前提として開発されたEマウントレンズに比べるとAF速度は遅くなるため、「動く被写体の撮影などには不向きだという。
カスタマイズ機能については、撮影モードP/A/S/M時に、センターボタン(ソフトキーC)に3つまで、センターボタン左下の下ボタン(ソフトキーB)には1つの機能を割り当てることが可能となる。そのほか、カーソル位置記憶やメニュー階層をまたぐカーソルキー回り込みなどが行える。
そのほか、絞り値を固定したままの動画撮影やMFアシスト使用時の拡大位置記録なども新ファームウェアを適用することで可能となる。
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