レビュー
操作性と小型化を両立、スナップ撮影に最適――パナソニック「DMC-GF2」(4/4 ページ)
世界最小最軽量をうたって登場した「DMC-GF2」は、タッチパネルの導入などで操作性と小型化を上手に両立させており、コンパクトカメラ的なミラーレス一眼が欲しい人に適した製品に仕上がった。
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作例
高倍率ズームレンズを使い、望遠端で撮影。ボディに比べてレンズが巨大だが使ってみるとそう悪くない。絞り優先AE。IR EX。G VARIO 14-140mm/F4.0-5.8 140mm 1/320秒 F5.8 ISO100
寿司屋の前に並べられていた酒瓶と塩が目に付いたので撮ってみた。目に付いたものをさっと撮るときはiAモードが楽。コントラストの高い構図だったのでDRがかかった。おまかせiA。DR中。IR弱。G VARIO 14-140mm/F4.0-5.8 64mm 1/250秒 F7.1 ISO100
はんてんが暖かそうだったので、つい。おまかせiAモードだがコントラストが低い構図なのでDRはかからず。DRオフ。IR弱。G VARIO 14-140mm/F4.0-5.8 64mm 1/250秒 F7.1 ISO100
プログラムAE。DRオフ。IRオフ。G VARIO 14-42mm/F35.-5.6 31mm 1/30秒 F5 ISO400
街角で見つけた猫っぽい木のベンチをiAモードで。日差しが当たっている構図はハイコントラストになるのでDRがかかりやすい。おまかせiA。DR中。IR中。G 14mm/F3.5 1/1300秒 F2.5 ISO100
うちの猫を280mm相当の望遠で。昼間なのでISO400で撮れたが、オートならもうちょっとISO感度を上げてくれてもよいと思う。おまかせiA。DRオフ。IR弱。G VARIO 14-140mm/F4.0-5.8 140mm 1/60秒 F5.8 ISO400
かなり暗い夕暮れの公園でISO6400に上げて撮影。ISO6400まで上げるとかなりざらついた写真になる。Gシリーズは縦横検出をレンズ内の手ブレ補正用センサーで行うため、手ブレ補正を持たないレンズでは縦横自動検出をしてくれない。これは残念(※サムネイルのみPhotoShopにて反時計回りに90度回転させてある)。絞り優先。DRオフ。IRオフ G 14mm/F2.5 1/100秒 F2.5 ISO6400
続いてISO感度別の作例。F8に固定し、ISO800から1段刻みで撮ってみた。さすがにISO6400では極端にノイジーになる。ちなみに高感度時の画質はDMC-GH2の方が上だった。
最後にマイカラーモードによる、デジタルフィルター的作例。ダイナミックアートは擬似的にダイナミックレンジを広げて彩度を上げたような感じでユニークで面白い。1枚目の通常写真と比べてみて欲しい。
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