レビュー
デジタルならではの「容赦なさ」が楽しい――ペンタックス「K-5」(4/5 ページ)
ペンタックス「K-5」は高評価を得た「K-7」の上位機種として用意されたデジタル一眼レフ。ISO51200という超高感度対応も含め、デジタル一眼レフとして「デジタルならでは」を容赦なく詰め込んでいて、とにかく面白い。
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作例(1)
まずは普通の作例からざっといく。使用したレンズはすべて「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF]DC WR」である。AF用モーターを内蔵した高倍率ズームで、レンズキットも用意されているもの。カスタムイメージは特に注記がない限りデフォルトの「鮮やか」だ。
JPEGで撮影したあとでRAW保存をかけた写真(写真=左)に、カメラ内現像機能でディストーション補正をかけてみた(写真=右)。撮ったとき、左端に移ってる影の糸巻き収差が気になったからあとで補正しようと思ったのだ。カメラ内RAW現像機能が充実しており、こういうことができるのは便利。135mm 1/320秒 F5.6 ISO400
次は超高感度作例を3枚。
低木の奥のすごく暗いところでじっとしてた子猫。あまりに暗いので思い切ってISO51200まで上げてシャッタースピードを確保して撮ってみた。暗部は大きくざらつくがディテールはがんばって残している。これはアリだ。135mm 1/200秒 F5.6 ISO51200
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