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2010年のデジカメ販売台数は1000万台を回復、コンデジの平均売価は2万円割り込む
GfK Japanは全国家電量販店などのPOSデータ集計を元にした、2010年の家電およびIT市場の販売動向を発表した。デジカメは2年ぶりに1000万台の大台を回復したが、コンパクトデジカメの平均売価は2万円を割り込んだ。
ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは2月16日、全国家電量販店などのPOSデータ集計を元にした、2010年の家電およびIT市場の販売動向を発表した。デジタルカメラについては、数量前年比11%増の1067万台と、2年ぶりに1000万台の大台を回復した。
カテゴリ別ではレンズ交換式が前年比23%と伸びを示し、なかでもいわゆるミラーレスタイプは同171%増と大きな伸びとなった。ミラーレスタイプはレンズ交換式カメラのなかでも2009年の2倍以上となる、24%の構成比を占めるまでに至っている。
コンパクトデジタルカメラも数量では前年比10%を記録したが、販売価格の低下もあり金額比では11%減。また、価格の低下した旧モデルの引き合いが強かった影響もあり、平均価格は、前年比20%減の1万9800円と初めて2万円を割り込んだという。
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