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“振りきり系”デザインが楽しいタフネスデジカメ ペンタックス「Optio WG-1 GPS」(1/3 ページ)

ペンタックスのタフネスデジカメ「Optio WG-1」はタフネスという言葉を裏切らない個性的なデザインが魅力の1台。GPS搭載モデルはGPSロガーとしても利用でき、さまざまな場所へ持ち出して遊べるデジカメだ。

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“振りきり系”デザインが楽しい

 ペンタックスのカメラは最近、“振りきった”デザインの製品が多くて楽しい。ざっと思いつくところを挙げるだけでも、レトロデザインの「Optio I-10」や“ナノブロックデジカメ”こと「Optio NB1000」などがあり、また、防水デジカメの最新作「Optio WG-1/WG-1 GPS」(以下WG-1)もそうだ。

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「Optio WG-1 GPS」。GPS搭載のOptio WG-1 GPSは写真のグリーンとグレー、GPS非搭載の「Optio WG-1」はパープルとブラックと2モデル4カラー構成となっている

 防水性能などを備えたタフネスデジカメは各社から登場してるが、そのデザインは大きく分けて2つに分けられる。ひとつが「見た目は普通だけど実はタフ」という方向性。これはソニーの「DSC-TX5」や富士フイルムの「FinePix XP30」、オリンパスの「μTough TG-310」」などが含まれる。もうひとつがタフネスという言葉から連想できるアウトドアのイメージにかじを切ったもの。カシオの「EX-G1」やパナソニックの「FT-3」、そしてWG-1などがこちらに分類できるだろう。

 WG-1の前モデルである「Optio W90」もアウトドア指向の強いデザインだったが、WG-1はさらに突き抜けている。ベースのカラーはブラックだが、差し色には蛍光色をふんだんに利用しており、海外で販売されているエナジードリンク風というか、とにかく個性的。間違ってもスーツのポケットにという雰囲気ではないが、登山やトレッキング、マリンスポーツの現場などにはしっくりくる色彩とデザインだ。

photophoto 正面(写真=左)、背面(写真=右)
photophoto 上部には電源ボタンとシャッターボタン。中央のくぼみがアクセント(写真=左)、パッケージにはカナビラ付きのショートストラップが付属する(写真=右)

 耐衝撃性能を備えた製品ということもあり、ボディは前面金属パネルを除いて全体が樹脂で覆われており、少々乱暴に扱っても問題ない安心感がある。それに、上部中央にはくぼみがあり、カメラをつかんだときのホールド感も高い。レンズは屈折系なので電源オンやズームを行ってもレンズは飛び出さない。レンズカバーはないが、表面に保護レンズがついている。

photophoto 側面。四隅を落としたデザインであることが分かる
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