さらに強くなったタフネスデジカメ「Optio W90」
防水コンデジの老舗ともいえる、ペンタックスより「Optio W90」が登場。タフネス性能をさらに高め、アウトドアでの楽しみを広げる「デジタル顕微鏡」モードも搭載した。
ペンタックスは2月25日、防水をはじめとしたタフネス性能を備えたデジタルカメラ「Optio W90」を3月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
防水/防じん/耐衝撃/耐低温のタフネス性能を備えた「Optio W80」の後継機種。防水機能についてはIPX8(JIS保護等級8)相当の防水性を備え、水深6メートルで連続2時間の水中撮影が行える(Optio W80では水深5メートルまで)。
また、内部構造の改良や新デザインの採用により耐衝撃性も高められた。Optio W80では1メートルからの落下に耐える耐衝撃性だったが、これは1.2メートルまで高められた(MIL Standard 810F Method 516.5-Shockの測定方法に準じた同社独自基準での落下テストによる)。防じん性能はIP6X(JIS保護等級6)相当で、マイナス10度の低温環境でも動作する。
アウトドアでの楽しみを広げる「デジタル顕微鏡」モードを搭載。1センチまで接近できるマクロ撮影機能とデジタルズームを複合させたもので、レンズ周囲に備えた補助光によってカメラが影になることを気にせず、撮影が行える工夫も備えている。搭載する顔検出機能は、犬猫にも反応する。
レンズは35ミリ換算28〜140ミリの光学5倍ズームレンズで、撮像素子は1/2.3型 1210万画素CCD。1280×720(30fsp)のハイビジョン動画撮影機能も搭載する。ブレ補正は電子式、最高ISO6400の高感度撮影を併用する。動画撮影時も電子式手ブレ補正は有効だ。Eye-Fi連動機能も備えている。
パッケージにはアウトドアでの携帯に便利なカラビナストラップが同梱されるほか、アームバンド付きケース「カメラケース O-CC103」や本体を保護する「プロテクタージャケット O-CC1032」といったオプションも別売にて用意される。
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