最新記事一覧
本連載「冴えない機械の救いかた」では、メカ設計の失敗事例を題材に、CAE解析や計測技術を用いて、不具合の発生メカニズムとその対策を解説していく。第6回は、現場で発生することの多いボルトの疲労破断をテーマに、その基礎となる金属疲労について説明する。疲労限度や破断面の見方、き裂停留の考え方などを整理しながら、なぜボルトが疲労破断しやすいのかを考える。
()
NECらは、室温で波長1.55μ〜3μm帯までの中赤外光を検出可能な小型赤外光センサーを試作した。ゲルマニウム基板上にすずを13.6%含有した高品質層を形成し、近赤外から中赤外までをカバーする。
()
ジャフコは、約75秒で測定可能な精液検査ソリューションを「第113回日本泌尿器科学会総会」で提案した。精液分析装置「SQA-iO」と専用映像化オプション「SQA-VU」を組み合わせ、検査から結果提示、医師による説明までを同日に完結させる。
()
東北大学の研究グループは、筑波大学や佐賀大学との共同研究により、酸化亜鉛の欠陥構造を制御することで、高価なレアアースを使わずに極めて高い感度の「応力発光」を実現した。電源不要の近赤外発光は、医療センサーやインフラ診断などへの応用が期待される。
()
今回は2025年後半から2026年にかけて発売された、日本メーカーの最新製品6種を分解する。2020年以降、日本メーカーの最終製品は劇的に減っているが、分解してみると、その様相は多岐にわたる。
()
三井金属は、パワーモジュールと放熱部材(ヒートシンク)との大面積接合に適した銅焼結材料「Cuprima」を開発した。ヒートシンクアタッチ向けに提案していく。
()
名古屋大学とNECは、産業技術総合研究所(産総研)と共同で室温において波長1.55μ〜3μmの赤外光を検出できる小型センサーを開発した。ガス検知に加え、環境モニタリングやヘルスケア、食品/医薬品の品質管理など身近な領域での応用が期待される。
()
日立製作所は、走査電子顕微鏡観察とエネルギー分散型X線分光法を組み合わせた定量的な細胞解析技術を開発した。気管支擦過細胞検体を対象とした検証では、がん細胞群が正常細胞群とは異なる分布を示すことが確認できた。
()
大阪大学産業科学研究所の研究グループらは、フラッシュランプアニール(閃光熱処理)と呼ばれる手法を用い、磁気トンネル接合(MTJ)を約1.7秒で完了させることに成功した。従来の熱処理に比べ加熱時間を最大で数千分の1に短縮できるという。
()
AI創薬サービスを手掛けるFRONTEO(東京都港区)が新たな拠点を公開した。新たなラボは試験管も実験器具も置いていない。一体どのような役割を担うのか。
()
CPUやGPUの開発に当たっては、「初期設計」「前工程(シリコンダイの製造)」「後工程(パッケージ化/検証)」といった過程を経る。AMDはこの過程の大半をシンガポール拠点で実施しているが、今回報道関係者向けに一部公開されたので紹介したい。
()
住友化学は、低α線量の高純度微粒球状アルミナ「ELAシリーズ」を販売する。これを機に、先端半導体市場に向けた高純度アルミナ製品の事業展開を加速する。
()
本連載では、大阪大学 大学院工学研究科 教授の宇山浩氏の研究グループが開発を進める「混紡繊維の分別/リサイクル技術」を紹介。第2回では、混紡繊維リサイクル技術の概要と成果について解説する。
()
米ペンシルベニア州立大学などに所属する研究者らがNature Neuroscienceで発表した「Brain motion is driven by mechanical coupling with the abdomen」は、起きている時の脳の動きは、腹部との力学的なつながりによって引き起こされていることが明らかになった研究報告だ。
()
ニコンとNikon Instrumentsが開発した生細胞観察装置が、商業補給サービス「NG-24」ミッションに搭載され、国際宇宙ステーションへ打ち上げられた。細胞の挙動や生体組織の薬剤反応を解析可能な装置の開発を主眼とする。
()
NTTは、半導体メモリ素子(DRAMセル)における熱とエントロピーを、電子1個単位で同時測定することに世界で初めて成功した。省エネルギー情報処理デバイスや次世代メモリ技術への応用が期待される。
()
東北大学は、前眼部を観察する細隙灯検査が可能な小型AI搭載システムを開発した。独自開発の軽量なエッジAIを採用し、通信環境のない医療過疎地域や災害時でも高度な補助診断が可能だ。
()
大阪大学の研究グループはアルバックと協力し、半極性面窒化インジウムガリウム(InGaN)量子井戸とストライプ型SiNxメタサーフェスを組み合わせることで効率を高めた「円偏光源」を開発した。3Dディスプレイや量子情報通信などへの応用に期待する。
()
早稲田大学や物質・材料研究機構(NIMS)、日本原子力研究開発機構、東京大学および、名古屋大学の研究グループは、自然界には存在しない構造を持った2次元酸化鉄を作製することに成功した。
()
Rapidusは2026年4月11日、製造した2nm先端半導体の解析、評価などを行う「解析センター」および後工程の研究開発拠点「Rapidus Chiplet Solutions(RCS)」を、北海道千歳市に開設した。同日に開所式が行われ、経済産業大臣の赤澤亮正氏や北海道知事の鈴木直道氏、千歳市市長の横田隆一氏による祝辞が贈られた。
()
Patentixは、ルチル型二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)を用いて作製したデプレッション型(ノーマリオン)MOSFETの動作実証に成功した。この成果を基に今後は、p型r-GeO2の作製技術を確立していくとともに、エンハンスメント型(ノーマリオフ)MOSFETの開発に取り組む計画である。
()
エレファンテックは、次世代パワー半導体向け接合材として、自己組織化銅ナノ粒子(SA-CuNP)を用いた低温焼結型ナノペースト「Saphire D」を開発した。
()
エスペックは、卓上型無風恒温槽「ワンデバイスチャンバー」をモデルチェンジした「MTP-101」を発売した。温度範囲を−30〜+150℃に拡大したほか、プログラム運転機能により温度サイクル試験の自動化も可能になった。
()
東レエンジニアリングのグループ会社、東レエンジニアリング先端半導体MIテクノロジーが開発する電子線式ウエハーパターン検査装置「NGRシリーズ」は、最先端の半導体開発/製造に欠かせない装置だ。回路パターンにおけるナノレベルの欠陥を可視化し、開発の効率化や歩留まりの向上に大きく貢献する。同社の開発エンジニアが、NGRシリーズの強みと開発現場について語った。
()
ピーライフ・ジャパン・インクは、生分解性添加剤「P-Life」を添加したポリオレフィン系プラスチックの分解に適した海洋性微生物の単離に成功した。
()
Power Diamond Systemsは、耐圧550Vでドレイン電流0.8AのダイヤモンドMOSFETを開発し、初めて200V、1Aのスイッチング動作を実現した。
()
東北大学は、白金ナノ粒子と酵素を用いた抵抗変化型バイオセンサーを開発し、家庭での尿検査に必要なクレアチニン補正を簡易かつ高感度に実施する技術を確立した。
()
今なお工業材料の中心的な存在であり、幅広い用途で利用されている「鉄鋼材料」について一から解説する本連載。第8回は、鉄鋼材料の強さを決める因子について説明する。
()
東京大学と北陸先端科学技術大学院大学、筑波大学らの研究グループは、液−液相分離によって形成される液滴を用いることで、二重構造の遷移金属ダイカルコゲナイト(TMDC)を作製するとともに、モアレ構造の形成を確認した。
()
ファインセラミックスセンター(JFCC)と早稲田大学らの研究グループは、全固体リチウム電池の材料となる二次元材料「MXene(マキシン)」について、充放電動作中に生じる電池反応をその場で観察することに成功した。研究成果を基に、構造と表面官能基を制御すれば、容量と耐久性を両立させたMXene電極を開発できるという。
()
Box Driveを廃止し、ブラウザ利用に一本化する――。日本触媒が下したこの決断が、Boxの浸透を促すターニングポイントになった。従業員の反発が予想される中、同社はいかにして混乱を乗り越え、真の定着を実現したのか。
()
Microsoftは、ガラスストレージ技術「Project Silica」の最新進捗を報告した。石英に加え安価なホウケイ酸ガラスでのデータ保存に成功。フェムト秒レーザーと「Azure AI」を用い、数テラバイトを数万年保持できるとしている。
()
イタリアのカメリーノ大学などに所属する研究者らは、睡眠不足が脳にどのような影響を与えるのかを調査した研究報告を発表した。
()
今なお工業材料の中心的な存在であり、幅広い用途で利用されている「鉄鋼材料」について一から解説する本連載。第7回は、鉄鋼材料の組織について説明する。
()
XP Powerは、I2C経由のPMBusによる出力電圧と電流のプログラミングが可能な15W DC/DCコンバーター「HRF15」シリーズのデジタル版を発表した。
()
三菱電機と京都大学は共同で、高配向性熱分解グラファイト(HOPG)に対する疲労試験の方法を確立するとともに、HOPGの自己復元特性を初めて確認した。HOPGを素材とするMEMSの長寿命化を実現するとともに、MEMSを搭載するスマートフォンや車載システムの信頼性向上が可能となる。
()
「希土類元素」(レアアース)の正体とは何か? それらは“産業のビタミン”と呼ばれるほど、私たちの生活に欠かすことができないものだ。この記事では、希土類元素の分類や用途、課題に関する基本的な点を解説する。
()
三菱電機は、京都大学との共同研究により、高配向性熱分解グラファイト(HOPG)が自己復元特性を持つことを世界で初めて確認したと発表した。ファンデルワールス積層材料の一種として知られるHOPGは、振動などによるエネルギーを逃がす性質があり、MEMSの除振機構などに応用できる可能性がある。
()
理化学研究所(理研)は、磁性体の単結晶から直接、ナノスケールの「らせん型デバイス」を削り出す技術を開発したと発表。作製した立体構造は、電流が一方向のみに流れやすいダイオード的な挙動を示した。
()
物質・材料研究機構(NIMS)や東京大学らの研究グループは、MOCVD(有機金属化学気相成長)法を用い、高品質な単層膜厚の「二硫化モリブデン(MoS2)」を、ウエハースケールでエピタキシャル成長させる技術を開発、その成膜メカニズムを解明した。試作したトランジスタの電子移動度を測定したところ、室温で66cm2/Vs、20Kで749cm2/Vsを達成した。
()
日本原子力研究開発機構と東京大学、東北大学および、富山県立大学の研究グループは、微小な磁石(電子のスピン)がジグザグに並んだ金属で、電気の流れを制御することに成功した。「非相反伝導」と呼ばれるこの現象は、外部磁場をかけるこれまでの方式に比べて、その効果が1000倍以上も大きいことを確認した。
()
産業技術総合研究所(産総研)と物質・材料研究機構(NIMS)は、鉄−マンガン基合金の磁性超薄膜を用いて磁気メモリスタを開発するとともに、これらを使って脳におけるシナプスの機能を模倣することに成功した。脳の機能をハードウェアで模擬する「ブレインモルフィックシステム」への応用に期待する。
()
AI活用を見据えたデータ基盤はどうあるべきか。日本電子は“攻め”のデータ活用を実現するため、ERPとデータ基盤を並行して刷新した。大型プロジェクトにもかかわらず、AI活用計画の前倒しを実現したジールのアジャイルな伴走支援の全貌に迫る。
()
NTTは、AlN(窒化アルミニウム)の半導体技術を発展させ、AlN系高周波トランジスタの動作に成功した。試作したトランジスタはミリ波帯の79GHzで動作し、ポスト5G時代の通信インフラの発展に貢献する。
()
ニコンは「SEMICON Japan 2025」で、微細な3次元形状を高速かつ高精度に測定できる画像測定システム「NEXIV VMF-Kシリーズ」を展示した。半導体パッケージ基板の検査や品質管理などの用途を想定する。
()
半導体の高性能化で注目されるガラスコア基板――同基板の課題であった微細加工とプロセスコストの増加を解決するポリイミドシートを東レが開発した。
()
ヤマハ発動機は、Nikon Instrumentsと医薬品研究領域で戦略的提携に合意した。Nikon Instrumentsの研究支援拠点にヤマハ発動機の細胞ピッキング/イメージングシステムを設置する。
()
英ブリストル大学などに所属する研究者らは、電子顕微鏡で調べた竜脚類恐竜の皮膚の化石には、動物の鮮やかな色を作り出すメラノソームと呼ばれる構造が示唆された研究報告を発表した。
()
東京大学は、光学メタサーフェスと薄膜光検出器アレイを1.2cm角のチップに集積した、高速光受信器の実証に成功した。面入射型で容易に高密度2次元並列化できるため、チップ間光配線など幅広い応用が見込まれる。
()
OPPO本社の研究施設にて、次世代の品質技術「Apex Guard」について取材した。品質向上のために新素材を開発し、金属やガラスもほぼ自社で製造しているという。パフォーマンスや電池持ちを向上させる開発にも注力している。
()