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撮影領域を拡大する30倍ズーム ソニー「DSC-HX100V」(3/3 ページ)

“サイバーショット”「DSC-HX100V」は30倍という強烈なズームレンズを搭載しながら、片手で取回せる利便性の高さがポイントの1台。1080p動画も撮影可能だ。

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 試用していて気になったのは、撮影モード切り替え(モードダイヤル回転)時や再生ボタンを押した際のレスポンス。待たされるというほどの感じではないが、機敏とは言えない。これはDSC-HX9Vの試用時にも感じたことなので、今春の1080p対応モデルに共通した操作感なのかもしれない。

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ローアングル撮影も容易

 とはいえ、コンパクトデジカメと呼ぶにはボディがやや大柄であることを除けば、30倍ズームレンズに裏面照射型CMOSセンサー、電子ダイヤルによって素早く設定できるマニュアル撮影機能、1080pまで撮影できる動画撮影機能と非常に充実した機能を備えており、これ1台あればかなりの撮影領域をカバーできる。最近はやりのデジタルフィルターは備えていないが、それはサイバーショットとしての個性だととらえた方がいい。

 オート撮影モード(おまかせオート/プレミアムおまかせオート)と、一部のシーンモードを除けばマニュアルでのフォーカシングも可能(美肌/背景ぼかし/ソフトスナップ/人物ブレ軽減/夜景&人物)なので、夜景撮影時のピンぼけ率が減ったことも個人的にはうれしいポイント。気軽にオートでも、時にはマニュアルでも、さまざまな写真撮影の楽しみに応えてくれる1台だ。

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プレミアムおまかせオートにて撮影。やや風があったためか、シャッタースピードが1/800秒まで上がった F5.6 1/800秒 ISO100
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こちらも同じくプレミアムおまかせオート。さらにシャッタースピードは上がり、1/1250秒となった F4.5 1/1250秒 ISO100
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少々露出オーバー気味だが、ふんわりとした感じは出ている。プレミアムおまかせオート F5.6 1/320秒 ISO100
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夜桜を根元から見上げて。バリアングル液晶なので真上の被写体も容易に撮れる 絞り優先オート F2.8 1/10秒 ISO800
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870ミリ相当の望遠を生かして、葉桜に止まるスズメを。手前の葉にピントがいってしまったのが残念  絞り優先オート F8 1/60秒 ISO100
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ローアングルで観葉植物を。F2.8 1/400秒 ISO100
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ワイド端で壁にめり込んだタルを。F6.3 1/40秒 ISO100

→ソニーストアで「DSC-HX100V」をチェックするicon
高感度CMOSセンサーで、フルハイビジョン動画撮影。撮ることへのこだわりを追求した、高倍率ズーム。価格は4万9800円(税込/4月20日現在)。


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