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CIPA、東日本大震災復興支援に「CIPAフォトエイド」基金を設立
カメラ映像機器工業会(CIPA)が、東日本大震災の復興支援として「CIPAフォトエイド」基金を設立した。写真を通じた復興支援を行う団体へ活動資金を援助する。
カメラ映像機器工業会(CIPA)は7月20日、東日本大震災の復興支援として日本財団と共同で「CIPAフォトエイド」基金を設立したと発表した。
本基金は震災被害の実態や復興に取り組む個人・団体、その取り組みを記録として残すほか、写真や映像を通じてのメンタルケアを目的としており、本旨に沿った各種の活動を支援する。
現在は「写真や映像記録のメディアアーカイブ作成に係る支援」「記録者の育成に係る支援」「記録媒体、記録用機材や環境整備に係る支援」「被災した写真の洗浄・整理や、卒業アルバムの再制作に対する支援」「写真や映像を媒介とした写真展・映像展等のイベント開催に対する支援」の5事業について、資金面での支援を行うことを決定しており、7月25日より各事業を行う団体の申請を受け付ける。
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