ニュース
静電式有機ELディスプレイに裏面照射CMOS 「COOLPIX S100」
ニコンから厚さ18ミリのスリムボディに静電式タッチパネルの有機ELディスプレイ、裏面照射型CMOSセンサーを搭載した「COOLPIX S100」が発売される。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
ニコンは8月24日、コンパクトデジカメ「COOLPIX S100」を9月8日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万2000円前後。
静電式タッチパネルの有機ELディスプレイを搭載した「COOLPIX S80」の後継モデル。大型(3.5型)、広色域(sRGB比約150%)、広視野角(約180度)、高精細(約82万画素)など有機ELディスプレイについてはS80と同様の特徴を持つが、撮像素子には新たに1/2.3型 有効1600万画素裏面照射型CMOSセンサーを採用した。
裏面照射型CMOSセンサーを搭載することで、ノイズ低減処理技術による高感度低ノイズ撮影、モーション検知、レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機能、フラッシュ制御を組み合わせた「夜撮りキレイテクノロジー」はさらに効果的なものとなったほか、逆光時にHDR撮影することで白トビ/黒ツブレを軽減することもできる。
1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画撮影んほか、3Dテレビで楽しめる3D静止画の撮影も可能。動作再生時には、1/2、1/4、1/8の速度でスロー再生するスローモーション再生と2倍速の早送り再生が行える。
レンズは35ミリ換算35〜175ミリの光学5倍ズームレンズ。レンズバリアスライド式というデザインもS80から継承しており、約99(幅)×65.2(高さ)×18.1(奥行き)ミリ、約138グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。
関連記事
- 「高画素・高倍率・暗い場所でもキレイ」が開発ポイント――ニコン、COOLPIXシリーズ6製品を新発表
ニコンがCOOLPIXシリーズ6製品を新発表した。ユーザーニーズが高い「高画素・高倍率・暗い場所でもキレイ」という3大ポイントを踏まえ、既存モデルからスペックを向上。さらに、タフネス仕様の個性派モデルも初投入する。 - 新シリーズ「AW」登場、タフネス性能を備えた「COOLPIX AW10」
ニコンが同社コンデジとして初めて防水・対衝撃・耐寒性能を備えた「COOLPIX AW10」を発売する。測位時間の短縮を目指したコンパス付きGPSも搭載する。 - バリアングル液晶搭載、シリーズフラグシップ「COOLPIX P7100」
COOLPIX」シリーズのフラグシップモデル「COOLPIX P7100」が発売される。定評ある撮像素子やレンズはそのままに、バリアングル液晶など操作性を高める工夫を盛り込んだ - オンラインフォトストレージ探訪:デジカメ画像をフル活用できる、多機能ぶりが魅力 「my Picturetown」
ニコンのオンラインフォトストレージ「my Picturetown」はiPhone、Android対応のほか、薄型テレビとの連携機能も用意されるなど、一般ユーザーにも便利な、デジカメ画像を活用できる多種多彩な機能を備えている。 - 銘菓「ニコンようかん」に新味「栗」
ニコンダイレクトでは、「ニコンようかん」に栗味を追加した「ニコンようかん Eセット」を販売開始した。 - 長期試用リポート:「COOLPIX P300」第3回――雪山へP300を連れ出す
ニコン「COOLPIX P300」の使い方をある程度をマスターしたところで、まだ雪深い穂高岳へP300を連れ出した。ピッケル片手の過酷な山行でP300は活躍できたのだろうか。 - 超広角22.5ミリからの36倍ズーム 超高倍率だけじゃない楽しさも ニコン「COOLPIX P500」
光学36倍ズームを搭載したニコン「COOLPIX P500」、その使い勝手を含めて、気になるポイントをチェックした。単なる「高倍率機」にとどまらない楽しさがあるモデルだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.