「世界最速」連写、1080p録画も可能な高倍率ズームモデル「DMC-FZ150」
パナソニックは高倍率ズームレンズを備えたデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-FZ150」を発売する。メカシャッターで約12コマ/秒の高速連写を可能としたほか、AVCHD/1080pの動画撮影にも対応した。
パナソニックは9月1日、高倍率ズームレンズを備えたデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-FZ150」を9月22日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
高倍率の望遠レンズを搭載した「FZ」シリーズの最新モデルで、レンズは既存モデル「DMC-FZ100」と同様の“LEICA DC VARIO-ELMARIT(バリオ・エルマリート)”35ミリ換算25〜600ミリの光学24倍ズームレンズと同一ながら、1/2.3型 有効1210万画素の“高感度MOSセンサー”を採用してS/N比を向上させたほか、高感度撮影時のノイズも低減した。
AFスピードについてもFZ100比で約50%高速化したほか、連写速度もレンズ一体型デジカメでのメカシャッター利用時としては世界最速U(同社)という約12コマ/秒の高速連写も実現した。連写についてはAF追従を行うと約5.5コマ/秒となり、電子シャッターを利用すれば約60コマ/秒まで高速化される。
動画はFZ100でもAVCHD/フルハイビジョン動画での撮影が可能だったが、新製品ではAVCHD/1080pでの撮影が可能となった。MP4形式での撮影も可能となっており、AV機器とPCどちらで利用するかによって形式を変更できる。ズームノイズのキャンセル機能も組み込まれた。
背面液晶は3型(46万画素)のバリアングル液晶で、本体上部にはステレオマイクも搭載する。サイズは124.3(幅)×81.7(高さ)×95.2(奥行き)ミリ、約528グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。
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