ペンタックス、光学18倍ズームのコンパクトデジカメ「PENTAX Optio RZ18」
ペンタックスが光学18倍ズームレンズを搭載した「PENTAX Optio RZ18」を発売する。デジタル処理で19ミリ相当の広角撮影や最大3250ミリの望遠撮影も行える。
ペンタックスは9月13日、コンパクトデジタルカメラ「PENTAX Optio RZ18」を10月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万円台半ば。
コンパクトサイズのボディに高倍率ズームレンズを搭載した「Optio RZ」シリーズの最新モデルで、35ミリ換算25〜450ミリ相当の光学18倍ズームレンズを搭載した。加えて、2枚の撮影画像をカメラ内合成することで35ミリ換算約19ミリ相当の広角画像を作り出す「デジタルワイド」や、画質劣化を抑えたズーム機能で最大3250ミリ相当の望遠撮影を可能とする「インテリジェントズーム」も備えている。
手ブレ補正としてはCCDシフト式と電子式を併用する「デュアル手ブレ補正」を搭載するほか、撮影機能として最大16種類のシーンをカメラが自動認識する「オートピクチャー」モード、犬猫の顔を自動検出するほか登録することで優先的に最大3種類までの愛犬・愛猫を撮影する「ペット」モードなどが搭載されている。
そのほか、撮影後に顔を一回り小さくする「小顔フィルター」や、「トイカメラ」「ミニチュア」など12種類のデジタルフィルター、電子式手ブレ補正を備えた動画撮影機能(最大1280×720ピクセル)、3枚の画像をカメラ内で合成するパノラマモードなども用意されている。
撮像素子は1/2.3型 有効1600万画素CCDで、背面液晶は3型(約46万画素)。本体サイズは約108(幅)×60(高さ)×34.5(奥行き)ミリ、約191グラム(バッテリー、SDメモリーカード含む)。
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