写真は続いていくもの――PowerShot S100 特別企画展「REAL TIME 3」
キヤノン「PowerShot S100」の特別企画展「REAL TIME 3」が始まった。永瀬正敏氏、豊田エリーさん、道端アンジェリカさんという異色の顔ぶれが作品を撮影したユニークな企画展だ。
12月8日より販売が開始されたキヤノンのコンパクトデジタルカメラ「PowerShot S100」。その特別企画展「REAL TIME 3」が東京・銀座のキヤノンギャラリーで始まった。特定機種にフォーカスした特別展自体あまり例のないことで、かつ、展示作品を撮影したのも俳優の永瀬正敏氏、モデル・女優・タレントの豊田エリーさん、モデル・タレントの道端アンジェリカさんという異色の顔ぶれとなっている。
おじいさんが写真館を営んでいたという永瀬さんは今回のオファーについて、「先日、祖父のネガが出てきたところで、写真について考えていた時期だった」とコメント。また、普段は一眼レフや中判カメラで写真を撮影している永瀬さんにとって、PowerShot S100は「抜群の使い勝手でした」と軽快さや機動性を評価していた。
1歳になるお子さんと一緒に撮影したという豊田さんも、「子どもと一緒ととり続けましたが、PowerShot S100をケースに入れてストラップでたすき掛けにしていたので、思ったほど大変ではありませんでした」とその軽さが気に入った様子だった。
企画展に作品を展示するにあたって、「いい写真とは?」と尋ねられたふたりは、「撮影自体が楽しいものなので、その楽しさが伝われば。写真は一過性のものではなく、続いていくものだと思っています」(永瀬さん)、「見た後にストーリーが浮かぶような写真がいい写真ではないかと思います」(豊田さん)とそれぞれの意見を述べていた、
企画展「REAL TIME 3」はキヤノンギャラリー銀座(12月8日〜14日)を皮切りに、梅田(12月8日〜14日)、仙台(12月22日〜1月10日)、名古屋(12月22日〜1月11日)、札幌(1月19日〜31日)、福岡(1月19日〜31日)の各キヤノンギャラリーで開催される。入場料は無料、各ギャラリーの住所や開催時間は企画展紹介Webページにて確認できる。
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